風水など中国伝統五術に携わるものは、年の変わり目は陰暦や干支暦で行います。
なので、2025年陰暦(太陽太陰暦)では1月28日新しい年がはじまります。
そして、干支暦では2月3日の立春から新しい年が始まります。
巳年は、本格的にはその日から始まるということです。
巳年には巳年生まれの人は太歳(たいさい)、冲となる亥年生まれの人は冲太歳(ちゅうたいさい)といい、厄年のような意味をもちます。
つまり巳年、亥年生まれの人は、今年災難などに注意してすごして欲しいのです。
年男、年女と、浮かれていては危険です。
でも、その太歳を簡単に避ける方法があります。
毎年ご紹介している、太歳符(たいさいふ)というお札を使う方法です。
ご自分でもできるので自作して活用されるといいのですが、手続きがとても複雑で面倒なのです。
実際にどうやって作るかというと、
農暦(旧暦)の元旦か、旧暦9日にお札(ふだ)の前に三杯のお茶、壽金(あの世のお金)、五種類の果物を供え、三本の線香と2本のローソクを灯します。
ちなみに、旧暦9日は道教の最高神とされている、玉皇上帝のお誕生日とされています。
そして、書き始める前に筆、硯、墨などを特別な物とするためのお経のような呪文を唱えます。
次に、太歳符に書き始めるための呪文を唱え、符に今年の干支と流年六十星宿太歳将軍を書きます。
男性の場合、信士の後に姓名をかき、女性の場合は信女のあとに姓名を書きます。
その後、符の完成した事を報告する呪文をとなえ、すべて終わったら、指剣で気をこめて3回太歳符を刺します。
本来はこのとき、爆竹をならすのが正式なやり方となります。
その後、それぞれのご自宅で良い場所に設置するのですが、その時も少し儀式を行って設置します。
以上、簡単に説明しましたがこんな感じで、なかなか面倒くさいので自分で作るのは大変なのです。
ですから、これまでお客様やメルマガなどの読者様だけに、毎年太歳、冲太歳の方がいればつくっていました。
今年は年初からさまざまな災難が身近にあり、希望される声が多かったので、公開してご依頼をお受けいたします。
辰年、戌年生まれで太歳符に興味がありましたら、こちらをごらんください。
巳年の太歳符作成サービス