よく洋画などで見かける郊外の家、素敵ですよね。
こういう前庭の広い家は、風水でも良い条件となります。
建物の向いている側、つまり正面に広いスペースがあることが良い条件となるのです。
建物の正面を地形の風水では、明堂(めいどう)といい、気がたまる場所と考えます。
その明堂が狭いと、気が十分にとどまる事ができません。
とくに明堂に集まる気は、陽気であり財(お金)に影響します。
ですから、明堂は広い方が良いのです。
ところが日本のように土地が狭いなかで建築するとなると、なかなか西洋の家のように明堂を広く取る事ができません。
そこでお勧めなのが公園の前の土地です。
このように、前方が公園で芝生広場のような場所であれば、その広場を明堂を見る事ができます。
ただし前方の道路の交通量が少ない方がいいです。
そして二階からは良く公園が見えるように、窓も広くとれたりリビングにするといいです。
また公園以外でも校庭やテニスコートなどでも、同じような広い明堂と考える事が可能です。
広い場所でもダメなのは、駐車場です。
広い駐車場は車が良く出はいりするため、明堂の気が乱れ殺気となってしまいます。
なんでも広ければいいというわけではないのです。
それから、公園などの広い場所が前方にあっても、高い樹木や電柱などが家の正面に来る場合はあまり良くないといえます。
もちろん家の前が公園だからといって、すべての家の人がお金持ちになるわけではありません。
道路との関係や間取りなどの方位の風水も良くなければ、せっかく立地の条件が良くても生かせない事もあるからです。
地形と方位、どちらも風水も良い条件にしてこそ、素晴らしい家という事ができるのです。