朱子学から儒学へ ― スマホから学ぶ風水の真髄とは?

伝統風水師の秀山です。

実は伝統風水には、数えきれないほどの技法や方法があります。

それぞれの技法は古典のなかに記されていますし、学ぶことも可能です。

しかし、それらは現代の最も進んでいる技術の塊である、パソコンやスマホととてもにています。

技術やスキルを PCやスマホでいうなら「様々なアプリケーション」のようなもの。

風水というアプリ、四柱推命というアプリ、奇門遁甲というアプリ、七政四餘というアプリ、などなど

それぞれが便利で役に立つのですが、その背後には全体を動かす「OS(オペレーティングシステム)」が無ければ動かないのです。

windowsとかmacOSとかiOSなどですね。

風水におけるこの「OS」にあたるのが、実は儒学の哲学なのです。

技法だけを学んでも一時的には使えますが、根本となる思想を理解していないとどうしても片手落ちになってしまいます。

その儒学を体系化して大きな流れを作ったのが、宋代の朱子による「朱子学」です。

朱子学では、自然と人との調和を重んじ、風水もまた「天地の理」に従って暮らしを整える学問の一部として大切にされてきました。

たとえば朱子は『周易本義』の中で「陰陽の理は天地にあり、人もまたこれに従う」と述べています。

また『礼記』にも「居は其の地を安んず」とあり、住まいと土地の調和を重んじる姿勢が見えます。

こうした古典の言葉を背景に、朱子学では風水を単なる占いではなく、自然と人との秩序をつなぐ学問と考えました。

山や川の配置を観て住まいを定めることは、天地の理に従い、徳を養うための大切な実践とされていたのです。

そして朱子学の根っこにあるのが、孔子の『論語』をはじめとする儒学の古典です。

特に『論語』には、人としてどう生きるか、日々をどう整えるかという普遍的な教えが分かりやすく書かれていて、私の生徒さんにも必読とお勧めしています。

これからは、その『論語』の言葉を一つずつ取り上げながら、現代の暮らしや風水とのつながりを考えていきたいと思います。



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秀山のプロフィール

秀山

プロの風水師として27年間風水鑑定を行う。

この間の風水鑑定件数2547件。
四柱推命などでは4201件を鑑定.

これまで日本全国47都道府県で出張鑑定し、一年間で売り上げが3倍、従業員数が7倍となるなどの結果を出している。

また風水講座も主催し、これまで301人の生徒が受講。

現在も伝統風水および各種占術の集中講座を行なっている。

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