風水師になるには

風水師になるには、何か風水の団体が発行する資格などが必要だと思っていませんか?

実はそんな民間の団体の資格などなくても、風水師になる事はできます。

ネットで見かける各種の資格は、国ではなくて私的な団体が出しているだけのものが多く、どちらかといえばビジネスライク(お金もうけのため)です。

それでその資格になにか権威があるのかと言えば、よくわからないのが現状だと思います。

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「何々スクールで、資格を取得しました」といっても、あくまでもその団体が認めたカリキュラムを修了した、あるいはその団体の作った試験に合格したというだけです。

それだけで風水師に必要なものを、すべて身に付けたかと言えば、決してそうではないです。

特に昨今では資格ビジネスともいわれ、資格そのものを販売しているようなビジネスが横行しているので、よくよく注意してください。

例えば最近聞いた話なのですが、ある男性会社員さん(37歳)がコーチングの資格をとったので、それを機会に会社を辞めたそうです。

資格をとったコーチ業で起業したのですが、ビジネスとしては上手くいかず、結局また会社勤めに戻ったとか。

この例のように、資格を持っているだけでは仕事としてあまり役に立たなかった、というお話をいろいろな人から聞いてきました。

風水師にひつようなもの

では風水師には何が必要かと言えば、ずばり知識・スキルと経験です。

どれだけ多くの技術を正しく習得できたか、と どれだけの件数を鑑定し正しく改善できたか、が問われます。

風水の知識・スキル、つまり技法や理論は中国の長い歴史の中で、すでに出つくしています。

多くの流派が起こり、たくさんの技法や理論が構築されてきました。

現在では、ほとんどの技法、理論は書籍として出版され研究できるようになっています。

しかし、大切なのはそれらの古典の書籍だけで学んでも、実際の風水鑑定には使えません。

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漢文で書かれた古典は、他国に情報がもれないように、上手に秘密を隠して書かれていたり、わざと間違えて記述されているのも多いです。

つまり古来から受け継がれた、人から人、師から弟子へと渡されてきた秘伝(こつ)だったり、解読方法だったりがなければ、正しい知識として学ぶ事すら難しいのです。

だからこそ、伝統であり門派(もんぱ)とよばれる流派が残っているわけです。

ところで、流派として伝統を守っているのは、なにも知識を出し惜しみしているという訳ではありません。

実は伝統風水の中には、命に関わるようなとても危険な知識も含まれているからです。

大げさではなく、使い方を間違えば人が死んでしまうような技法が隠されていて、実際に間違った知識で作った住宅が、住んでいるご家族を不幸にした例をたくさん見てきました。

だからこそ、正しく伝統の知識を相続した先生から風水を学ぶ必要があります。

先生の選び方

では、正しい伝統を相続した先生をどうやって選んだらいいでしょうか?

それは、その先生がどんな先生から学び、どんな伝統を相続しているかを調べれば良いのです。

伝統的な風水の学習ルートは限られていて、家系図のようにたどっていくことが可能です。

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その先生がどの先生から学び、またその先生がどの先生から学んだのかとたどっていけば、正しい流れで学んだかどうかを知ることが出来ます。

風水を鑑定した経験

次に経験についてですが、そうやって正しいスキルを身につけたとしても、まだ自分のものとして使えている訳ではありません。

というのも、風水を鑑定すると一口に言っても、どの住居も決して同じ条件ではなく、すべてケースバイケース。

このような住宅にはこの技術をつかい、また違う場面ではこの技術を使いという感じで、ふさわしい技法を用いて鑑定し改善をしなければならないのです。

そして、ある技術とある技術を掛け合わせると、とても相性がよく素晴らしい結果をだす、などの経験を積む事で風水師としての技術の幅が出てきます。

一戸建て住宅と、マンションなどの集合住宅の違い、路面の店舗と大規模商業施設の違いなど、陽宅(ようたく)と言われる人が活動する建物だけでも千差万別

ましてやお墓をあつかうのが本来の風水なので、難しいお墓の技法を身に付けて仕事としてプロの風水師になるためには、最低でも3〜5年はかかるでしょう。

このように多くの経験を積みながら、時には失敗してクライアントに迷惑をかけてしまったり、間違えて恥ずかしい思いもしたりしながら成長する必要があるのです。

依頼主とは一生のおつき合い

風水師という仕事は、それこそ「ゆりかごから墓場まで」のおつきあいをする仕事と言えます。

家の事からおつきあいが始まり、出産日を選んだりお子さんが生まれれば名づけをする

また、ビジネスを始めたのなら、開店や開業の日を選ぶ

結婚式の日取りや、誰かが亡くなれば葬儀の日取り

これらすべてを、風水師が選ぶのが中華圏の伝統です。

そうやって、依頼者様のご家族と長い付き合いをする事が多く、ことあるごとに悩みを相談されるので、人格的な面も問われます。

たくさんの経験を積んで、苦労もして人間的に成長することも、風水師として必要なことなのです。

ですから、あなたが風水師になりたいとお考えなら、まずは良い先生を捜してください。

そして知識、技術を学びながら、たくさんの物件を無料ででも鑑定をして、多くの経験を積んでください。

そうやって成長し、技術的にも経験的にも自信がついたら、初めてプロの風水師として依頼を受けるようにすることをおすすめします。

私もそのようにしてきました。

できることからコツコツ始め、成長を続けることができるのが風水師という職業です。

思いやりをもって人の話を聞く、相手が気づいていない部分に気づきを与える、わかりやすく伝える

相手のためにという気持ちで自然にいることは、いつでもできることです。

思いやりをもって、人に接することが風水師の第一歩とも言えます。

もしあなたが伝統風水に興味があり、学びたい、自分に生かしたい、または仕事にしたいという方は、ご相談ください。

私が伝えられることは、こちらで直接学んでいただいています。

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  1. 秀山先生でなければ、ここまでの理解は得られなかった

秀山のプロフィール

秀山

プロの風水師として23年間風水鑑定を行う。

この間の風水鑑定件数1471件。
四柱推命などでは4151件を鑑定.

これまで日本全国47都道府県で出張鑑定し、一年間で売り上げが3倍、従業員数が7倍となるなどの結果を出している。

また風水講座も主催し、これまで217人の生徒が受講。

現在も各種占術の集中講座を行なっている。

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