家の向き(坐向)の決め方|伝統風水で最も重要な基本

家づくりや購入を考えるとき、「家の向きはどちらが良いのですか?」とよく聞かれます。実はこの“家の向き”は、伝統風水の中でも最も重要な判断基準です。

風水ではこれを「坐向(ざこう)」といいます。家の向きが正しくないと、せっかく良い土地を選んでも、正しく気の流れをつかむことができず、家族の健康運・財運・人間関係・子孫の繁栄にまで影響します。

今回は、この坐向について、専門用語をできるだけ使わずに、やわらかく分かりやすくまとめてみました。

坐向(ざこう)とは何か?

坐向とは、家の「後ろ側(坐山:ざざん)」と「前側(立向:りっこう)」をどう決めるかという考え方です。

一般の方は「玄関がある方向=家の向き」と思いがちですが、風水ではそれだけでは決められないのです。

  • 坐山(ざざん)=家の背中・より安定する側
  • 立向(りっこう)=家が“顔”として開く側

道路側が「向き」になる場合もあれば、庭側が「向き」になる場合もあります。玄関の位置だけで判断すると、家の向きを誤るケースがとても多いのです。

坐向が正しく定まると、家の気の流れが整い、家族の健康と運が安定します。

坐向をどのように測るのか?

坐向を決めるには、まず家の中心(太極:たいきょく)建物の形を確認します。玄関の方向だけでは測れません。

伝統風水での坐向の決定方法は次の通りです。

  1. 建物の立地と道路の関係から旺気の取り込み方位を確認
  2. 坐山(背中)を決める
  3. 向(顔となる側)を決める
  4. なるべく離れた地点から羅盤や方位磁石で測る

マンションの場合は、玄関の位置ではなく、「棟全体の向き」を採用します。階段やエレベーターの位置で向きを決めてしまう人がいますが、これも誤りです。

坐向で家の吉凶がどう変わるのか?

風水は「気の流れ」を扱いますので、向きの定め方によって家の全体運が変わります。

  • 財運が安定しやすい向き
  • 健康運に良い向き
  • 家庭が和合しやすい向き
  • トラブルが起きやすい向き

取り付き道路の水法と合わせることで、さらに気の流れが整い、家族全体の運が安定します。

間違った坐向の家に起きる問題

坐向が合っていない家では、次のような現象が起こりやすくなります。

  • 気の流れが落ち着かない
  • 家族が疲れやすい、体調が乱れやすい
  • お金が出ていきやすい
  • 家庭内の空気がザワザワする
  • なぜか運気が安定しない

家自体の向きが間違っていると、家具の配置や部屋の選択だけでは改善できないため、根本原因が残ったままになってしまいます。

良い坐向とは何か?

坐向の判断には、周囲の環境(巒頭 らんとう)も大きく関係します。

  • 道路の入り方と向き
  • 川の形(有情・無情)
  • 建物の形と気の集まり方

気が集まりやすい向きに家を開けば、自然と気が入り、家の中が明るくなります。逆に、気がぶつかる方向を向くと、トラブルが続きやすくなります。

坐向の改善方法

もし「家の向きが合っていないかも」と感じた場合は、次のような対策があります。

  1. 玄関前の気の流れを整える(植物・塀・向きを変える)
  2. 坐山の角度をリフォームで矯正する方法
  3. 日時を選んで神棚などの角度を変更する方法(流派によって異なる)
  4. 家具配置や動線の調整で気を安定させる

ただし、坐向の改善は誤ると逆効果になるため、本やネットを見て自己流で行うのはおすすめできません。

家づくりの方へ

家の向き(坐向)は、「土地を購入する前」から設計士と連携しながら決めていくことが大切です。

伝統風水の観点からみると、設計段階の判断ミスが後々の運に大きく影響します。家は何十年も住むものですので、ここは慎重さが求められます。

伝統風水師秀山では設計士と同行しての家づくり相談、土地選びの風水鑑定も行っていますので、ご希望の方は下記をご覧ください。

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