『論語』に見る学びの喜びー第2回 なぜ学ぶのか

『論語』の冒頭にある有名な一節を紹介します。

「学びて時にこれを習う、また説ばしからずや」
(学んだことを折に触れて復習する、それはなんと嬉しいことではないか)

孔子先生は、学ぶことは義務ではなく、まず喜びであると語っています。

知識を得て、それを普段の生活のなかで試して、また確信していく。

その繰り返しの中で、その学びは自分の血肉、智慧となり、生きる力に変わっていきます。

ここで大切なのは「喜び」という観点です。

伝統風水についても、単なるスキルとして学ぶのではなく、「知ることが嬉しい」「気づきを重ねることが楽しい」という心持ちで向き合うと、その内容がぐっと深まります。

たとえば、土地の形などの立地や方位の吉凶を学ぶのも、ただ「良い・悪い」を判断するためではありません。

なぜそのように考えられてきたのか、どんな背景があるのかを探ること自体に喜びを感じることが、本来の風水を身につけるための第一歩となります。

朱子学でも「学ぶことは人を磨き、徳を養う」と説かれました。

つまり学びは、暮らしに役立つ知識を増やすためだけではなく、自分の心を整え、人としてのあり方を育てていくものなのです。

風水や奇門遁甲の技法は、本来人の宿命、運や生死に関わるほどの強い力を持っています。

だからこそ学ぶ人の姿勢が問われるのです。

もし我欲や打算だけで学べば、学んだ技法がかえって危ういものになってしまいます。

しかし「学ぶことを楽しみつつ、人として成長するために学ぶ」という姿勢があれば、その知識は人を幸せに導く智慧となります。

論語の最初の一句に込められた「学びは喜び」という精神は、まさに伝統風水を学ぶときの基本の姿勢でもあるのです。



伝統風水師に直接学べる講座はこちらです⇒風水師入門講座
伝統風水の通信講座はこちらです⇒伝統風水初級通信講座

>

関連記事

  1. 風水を学ぶことで得られる事とは?

  2. 各種講座のお申し込み、お問い合わせ

  3. 朱子学から儒学へ ― スマホから学ぶ風水の真髄とは?

  4. 秀山先生でなければ、ここまでの理解は得られなかった

  5. 風水師になるために必要なことは?

  6. 第3回 学びを人のために ― 『論語』にみる学と徳のつながり

秀山のプロフィール

秀山

プロの風水師として27年間風水鑑定を行う。

この間の風水鑑定件数2547件。
四柱推命などでは4201件を鑑定.

これまで日本全国47都道府県で出張鑑定し、一年間で売り上げが3倍、従業員数が7倍となるなどの結果を出している。

また風水講座も主催し、これまで301人の生徒が受講。

現在も伝統風水および各種占術の集中講座を行なっている。

くわしくはこちらをご覧下さい。

運が良くなる5つのポイント動画プレゼント

見るだけで運がよくなる5つのポイントの動画をプレゼントします。

リンク先からお名前・メールアドレスをご記入しお申し込み下さい。

動画視聴のご案内がメールで届きます。


家和して万事なる動画
運が良くなる5つのポイント

約1時間の動画セミナーです。

運を強化して、努力が何倍にも加速する方法です。

動画のさわり部分をリンク先で公開しています。



>>動画のプレゼントページはこちらです<<

伝統風水レポートプレゼント

伝統風水について建築家と対談し、書き起こした風水レポートをもれなく無料プレゼント!(PDFファイルです)

お名前・メールアドレスをご記入しお申し込み下さい。
レポートのダウンロードのご案内がメールで届きます。


幸せを導く住まい造り
A4サイズで18Pになります。

一級建築士が持参した平面図をもとに伝統風水の観点からアドバイスを行いました。
建築家としての素朴な疑問にも明快に回答いたしました。

これから家を建てようとお考えの方には一度読んでいただきたい内容です。


無料レポートはこちらのページからお申し込みください。