伝統風水では、印象的に危険を感じる場合も殺(悪い風水)と考えます。
もちろんただ印象が悪いだけでなく、裏付けはあります。
壁刀とは、他の建物の角がむかってくる事をいいます。
他の建物が少し角度が付いているなどで、あいての角が向かっていると危険を感じます。
ですから壁刀殺と呼ばれています。
このように、玄武つまり建物の背後から壁刀が向かってくる場合、この家にすむ家族の健康に問題が起きやすくなります。
また白虎側の隣から壁刀が向かってくると、その家に住む女性に問題が起きやすくなります。
反対に青龍側にあれば、男性に問題あり
正面ならば、経済的に問題が起きやすいとなります。
対策としては、形殺(目に見える巒頭上での殺)は見えなくする事が基本です。
ですから、塀や植栽を間に作り、壁刀から自宅を守ります。
ただし、植栽を植えますと殺気が強すぎて、植物がすぐ枯れる事が多いです。
何度も植え替えをする場合は、早めに塀などに変えてしまうことをお勧め致します。
それぐらい、殺としては影響が強いものです。