山や丘陵地の途中にある家は、だいたい片側を擁壁で土を盛って造成します。
つまり、坂の途中を平らにすると言う事です。
平らでなければ家を建てる事が出来ないからです。
このような建築の場合、まだ龍(山や丘陵地などの凸)が動いている途中だと考えられます。
ですから、タイミングによって大きな力が発生し、がけ崩れや擁壁が破損したりします。
そのタイミングは、大雨が続いた時や地震の後、また時間のエネルギーによっても起き得ます。
太歳といってその年の十二支の方位には、強いエネルギーが発生すると風水では考えます。
つまり、台土(擁壁など)になっているのが、家の中心からの方位で、太歳の方位となる場合、殺となってしまいます。
そして、冲太歳といって反対の十二支方位にも注意が必要なのです。
つまり6年ごとに台土殺となるので、問題が起きやすいと言う事です。
台土となっている擁壁などの高さは、低いからといって問題が出ないわけではありません。
もちろん、高いほうが動くエネルギーは強いに決まっていますが、低くても殺は殺なのです。