伝統風水、とくに方位を中心とする風水では、真南、真西など各方位の真ん中を嫌います。
これは八方位、二十四方位でも同じです。
また、分金(ぶんきん)といわれるお墓(陰宅)で使用する細かい方位でも同様に考えます。
とくに真北は羅盤上では0°で表されます。
零は霊に通ずるといわれ、古来からとても恐れられてきました。
このように八方位それぞれのちょうど真ん中を亀甲空亡(きっこうくうぼう)といいます。
とくに廟などを建てるための向きなどに使用するには良いのですが、住居に使用するのはとても危険です。
ある人が実験的にこの方位を用いて家をたてて、その家の主人がガンで亡くなってしまったことが
あるぐらい危険なのがこの亀甲空亡です。
また、ある依頼者の購入した中古住宅が、この亀甲空亡を犯した住居でしたが、過去二度持ち主が変わっていて、そのどちらもビジネスが失敗して倒産し、手放したという物件でした。。。
絶対に避けなければいけない方位というのは、その他にもありますが特に注意するべき方位が、この亀甲空亡です。
健康にも良くない事が分かっていますし、経済的にも大きな問題を引き起こす風水だということです。
絶対に避けてください。