風水ではまっすぐの道、廊下などの直線を嫌います。
反対に湾曲したり、くねくねうねっている道を好みます。
その理由は、直線は「殺気」という悪い気を増幅し、うねっている形は「生気」という良い気を増幅するからです。
直線の道路の先でぶつかるような立地の状態を路冲(ろちゅう)といいます。
路冲殺となっている風水の住居では、道路の幅が細くて人しか通れない路地のようであっても凶作用は強く、破財(はざい)※を意味しています。
また「血光の災い」といって事故や怪我、突発的出来事による災難なども意味しています。
住居だけでなく、商店や飲食店などでは商売が長続きせず気がついたら閉店しているようなケースをよく見かけます。
対策としては、道路が向かってきて住居にぶつかるく手前に樹木を植えます。
(この時建物の正面はできれば避けます)
そして玄関や屋内から向かってくる道路が見えないようにすること。
建物の正面に、塀や生け垣や門などがない場合、それらを設置、造作することも有効です。
ただし、道路が向かってくる場所(道路の幅程度)は、ふさがっていることが重要です。
※破財とは突発的な出来事で財産を失う、お金が損失するなどの意味