二世帯住宅などで、玄関ドアが同じ面に二つある場合を酷門といいます。
玄関側は巒頭的には顔と同じです。
そして玄関は呼吸する場所、つまり口と同じです。
一つの顔に口が二つあったらどうでしょうか?
うるさくてしょうがないし、お互いこちらが正しいと言い争うことになるでしょう。
そのような意味から、口舌(こうぜつ)といって、口の災いがあるといわれています。
心配されることは、訴訟、口げんか、事件に巻き込まれるなどです。
でも、対策はあります。
一つの玄関を無くし完全に壁にする、あるいは、別の面に玄関を移設します。
最近、この酷門となっているお宅で続けて起きたのが、ご家族の中にガンを患う方が出ています。
もちろん、病気の原因がすべて風水とはいいませんが、同じようなケースが続くとさすがに関連性を疑わざるを得ません。
もし、二世帯住宅をお考えでしたら玄関ドアは一つで考えて下さい。
一番いいのは、三世代住んでいても世帯をわける設計をしない事です。
風水は儒教思想です。
親や祖父母を大切にし、ともに暮らす事で幸せになれるという事です。