伝統風水のテーマは、財(ざい)と丁(てい)です。
本来は、これに貴(き)があって三大テーマだったのですが、今は上記の二つだけが重要視されています。
財とは、そのままお金の事です。
収入がどうか?に関わる事柄で、現在はほぼこのテーマで風水がもてはやされているといっても過言ではないでしょう。
そして、丁とは子孫繁栄と夫婦和合、健康です。
こちらも、とても大切な事ですね。
特に古代では、跡継ぎとしての長子が生まれてくるか、あるいはしっかりと跡を継いでいくかは、大問題でした。
しかし、貴は気品とか品格という内容で、現代ではあまり重視されていないのです。
そもその風水は皇帝のために用いられていたのですから、品格は大きなテーマだったのです。
時代が移り、庶民に風水が広がってからは、貴より財と丁となってしまったわけですね。
ところで、進学についてはどうでしょうか?
昨今、学歴偏重の時代と変わってきたと言われますが、まだまだ良い大学への進学は、魅力的なことのようです。
そして、そのために学習塾や個人指導などに、親子で力を入れざるを得ない状況なのでしょう。
風水鑑定の顧客からも、子供の進学が上手くいくように子供部屋を考えたいという要望も多いです。
そして、この進学ですがやはり貴の中に含まれているといえます。
「貴」とは気品、品格ですが進学して高等教育を受けることで、品格が優れた人を育てることが、大学の大きな意味でもあるのです。
大学の目的については、学校教育法において次のように定められています。
第五十二条 大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。
まさしく「貴」そのものといえます。
ですから進学も「貴」をあつかう風水の範疇にはいってくるといわざるをえません。
そして進学といえば、がんばって学習することと切っても切り離せないわけですが、勉強がはかどる風水はたしかにあります。
そして、風水のよい家に住むことと、子供たちそれぞれにふさわしい部屋を使うことや勉強机、ベッドの向きなどを合わせられれば、間違いなく進学への不安はなくなります。
ということで風水の良い家にすむことで良い大学に行けるという話も、あながち遠い話ではないということなのです。
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伝統風水師秀山