先日、ある方から質問をいただきました。
Q、家の東側に道路があり車や人の出入りがあるのですが、西側は大きな川があり、堤防道路になっていて高くなって車の往来が多いです。
物件はちょうどこのふたつの道路に挟まれる形でした。
この際に、どちらが生活道路とみなすのか分からず、車の往来が多い堤防道路が生活道路かと思い、その物件を諦めましたが、こういった場合はどちらを生活道路とみなしたらいいのでしょうか?
実際とは違いますが、こんな感じですね。
A,生活道路、つまり正面を決定するための基準とする道路のわけですが、この場合はわかりやすいです。
まず、堤防道路は、おそらくこの物件には直接出入りできないのではないかということです。
もし、直接出入りできないのであれば、こちらをはずすことができますしかし、車の往来が多いため、川もありますし、その道路自体流れが強いので、このような道路が背後とするなら条件は悪いでしょう。
ただし、平屋建て(二階建てでも)で堤防より低い建物ならば、堤防が山の変わりとなるため、良い条件になる場合があります。
これらの条件を、良く考慮してみてください。
いずれにしても、このように道路で挟まれるということは、川に挟まれた状態と同じです。
特に、家の後ろ(坐ざといい正面の反対)を玄武(げんぶ)といい、川や道路があるのはかなり良くない条件です。
その家に住む住民が落ちつかず、健康を害したり家に帰らなくなったりと、あまり良くない現象を引き起こしやすいでしょう。
正面は広く開けていて、背後は大きな建物などで、しっかりと守られている立地を探しましょう!
伝統風水師秀山