突き当たりの家を、路冲(ろちゅう)といって、風水では嫌います。
そもそも、道路が真っ直ぐ走ってくるので、殺気が増幅されます。
これは、家の中の廊下が長い場合も、同じような殺となります。
そして、増幅された殺気が突き当たりの家にぶつかります。
衝突・対立を冲(ちゅう)といいますので、道路のエネルギーが衝突する突き当たりを、路冲というわけですね。
こんな感じです。
この道路のさきに、突き当たりの家が二軒あります。
こういった立地を、路冲というわけです。
よく見てもらうと(写真をクリックしてもらうと拡大します。)1階が、車庫になっています。
これも悪い風水(形殺けいさつ)の一つです。
空虚な場所(空亡くうぼう)となり、「気」が風によって散ってしまうためです。
つまり、この写真の場合二つ悪い風水(形殺)があるのです。
やはり、二つ以上悪い風水の条件がある場合は、注意が必要です。
今回のような対策としては、車庫前にシャッターをつけて普段はいつも閉めておく事が良いですね。
そうすると路冲のエネルギーも緩和しますし、1階部分に風が入らず気が散らないようになります。
シャッターが難しい場合は、獅子を両側に置き路冲の殺を和らげます。
また、プランターや鉢植えの観葉植物などをいくつか(なるべく多めに)シャッターの変わりに、並べて起きます。
少しでも、1階部分に風が吹きすさばないように工夫すれば、かなり軽減できると思います。
このように、見た目の風水(巒頭らんとう)が悪い状態を改善するには、実際に形を変えるとか遮断するという方法が最も効果的なのです。
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伝統風水師秀山