形の風水(巒頭)

山(龍)には、こんなに種類があるのです。


風水で地形といえば、龍穴砂水(りゅうけつさすい)ということは、一般でも最近知られているようです。

書籍をみても、それらしいことが書かれていたりします。

たとえば龍については、山脈だとかうねっているのが良いなどです。

でも、龍の種類についてや、勢いについてまでは書かれていません。

また、四神相応についても、北が玄武、南が朱雀・・・

と、またなんとか風水のように、方位に限定してしまっているものまであり、残念なことです。

そもそも、龍には多くの種類があります。

格(かく)といいますが、明山寶鑑(めいざんほうかん)によりますと

生龍、劫龍、應龍、死龍、枉龍、福龍、鬼龍、遊龍、殺龍、揖龍、病龍、絶龍

の十二種類があるといいます。

まあ、ここまでの分類は普通できなくても問題ないですが、生龍と死龍の違いが分からないと大変です。

スキャン画像142 これが生龍です。

blog_import_511b9d8d52339 そして、こちらが死龍です。

違いは一目瞭然ですね。

生龍は、ごつごつとして起伏が激しく、勢いを感じますが、死龍はのぺっとして起伏ががないのです。

このように、龍の格によって、持っている意味が違うため、山があれば良いという事ではありません。

貴賤(きせん)といいますが、龍にも位があるわけです。

このような違いをしり、その龍の持つエネルギーを見分けてこそ、よい宅地もみつけられます。

死龍が後ろから来るような立地は、避けなければいけないのです。

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伝統風水師秀山
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