風水で地形といえば、龍穴砂水(りゅうけつさすい)ということは、一般でも最近知られているようです。
書籍をみても、それらしいことが書かれていたりします。
たとえば龍については、山脈だとかうねっているのが良いなどです。
でも、龍の種類についてや、勢いについてまでは書かれていません。
また、四神相応についても、北が玄武、南が朱雀・・・
と、またなんとか風水のように、方位に限定してしまっているものまであり、残念なことです。
そもそも、龍には多くの種類があります。
格(かく)といいますが、明山寶鑑(めいざんほうかん)によりますと
生龍、劫龍、應龍、死龍、枉龍、福龍、鬼龍、遊龍、殺龍、揖龍、病龍、絶龍
の十二種類があるといいます。
まあ、ここまでの分類は普通できなくても問題ないですが、生龍と死龍の違いが分からないと大変です。
これが生龍です。
そして、こちらが死龍です。
違いは一目瞭然ですね。
生龍は、ごつごつとして起伏が激しく、勢いを感じますが、死龍はのぺっとして起伏ががないのです。
このように、龍の格によって、持っている意味が違うため、山があれば良いという事ではありません。
貴賤(きせん)といいますが、龍にも位があるわけです。
このような違いをしり、その龍の持つエネルギーを見分けてこそ、よい宅地もみつけられます。
死龍が後ろから来るような立地は、避けなければいけないのです。
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伝統風水師秀山