伝統風水の言葉で、砂と書いて「さ」あるいは「すな」と読みます。
これがどんな意味かというと、風をさえぎる物のことをいいます。
つまり、砂とは気があつまる場所の周りで、風をさえぎる構造です。
なぜなら、風によって気は散ってしまうから、それを防いでくれる砂の状態はとても重要なのです。
それで、地形的には穴(けつ)とよばれる平らな場所を囲み、風からまもる山や丘の事となります。
これを住居で考えた時、家の周りの構造物、つまり近隣の家や樹木、電柱や壁、塀、生け垣などになります。
なので、庭にある灯籠や大きな庭石も、砂となる可能性はあるわけです。
地形の風水(巒頭)で考えるなら、自宅の両隣が重要です。
どちらかが空いていて、空き地や車庫だったり、道路に面していると注意が必要です。
ご自宅の気を、空き地からの風が奪って行くからです。
その場所によっては、健康を害したり、金運を奪っていったりします。
建物の、外から正面に向かって右がなければ青龍がないので、その家の男性の運がよわまります。
反対に左が無ければ女性が弱くなり、ひどい場合は男性から攻撃(DVなど)を受けたりします。
砂の条件は、かなり厳しいのでお気をつけください。
どちらも道路や空き地になってっている場合、塀をつくたったり生垣を作ることで改善するのが、もっとも効果的ですよー。
伝統風水師秀山