形の風水(巒頭)

吹き抜けのある間取りは、風水ではどうなんでしょう?


最近、玄関やリビングに吹き抜けがあるというデザインの家を、多く見かけます。

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吹き抜けは、天井がない開放感のある贅沢な空間が、かっこいいと思うのですが風水ではどうなのか?

どこにあるかによって、良い場合、悪い場合と別れてしまいます。


たとえば玄関にある場合、光を取り入れて明るくするために、側面がガラス張りになっている事が多いです。

玄関というのは、風水の考え方では人が出入りするということから、最も大きな気の出入り口だと考えます。

そして、外から入っている気でも陽気(ようき)といって、人が元気になる活動的な気は、上へ上がろうとします。


ですから、玄関から入ってきた陽気は吹き抜けがあると、そちらへ上がっていってしまい、ガラスであればそこから外へ出て行ってしまうのです。

玄関の吹き抜けは風水ではあまり良いと考えられない事が多いのです。


では、リビングの吹き抜けについてはどうかというと

リビングが家の中心となっている場合で、方位の意味がある特殊な条件となってしまった場合、中心が吹き抜けとなっていることで、その悪い意味が出てこない事があります。

築年数と、家の向きからわかる条件なので、どんな家でもと言うことではありませんが、リビングでは吹き抜けがあっても良い場合がある訳です。


それ以外の場合(ほとんどの場合なのですが)、一つの部屋で高さが違う部分があることは、悪い風水となるため、やはり吹き抜けは良くない風水と言うことになります。

もうすでに建ってしまっているお家の場合、吹き抜けがあるのなら薄い布を水平につって屋根のように塞いでしまうことで、改善が出来ます。

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こんな感じで、天上のように全体を隠すのですが、薄い布で光を通す感じにすれば良いと思います。

陽気は財気も含んでいるため、破財(お金を失う)という意味にもなりますので、もし玄関が吹き抜けになっているお宅なら、このような改善をお進めいたします。


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