伝統風水では、家のなかで金運の改善をしたい時、水槽を使うことが多いです。
水槽を置くとなれば、金魚などを飼いたくなるのが人情なのかもしれません。
必ず金魚はどうしたらいいですか?と質問されます。
どんな金魚が良いか?とか
何匹飼えば良いのか、などなど

風水では金運を、出たり入ったりすることから、水の性質として捉えます。
なぜなら、水は変化し流れていくものだからです。
それで金運の改善に、水槽を動く水(川と同じような意味)として、設置するわけです。
大事なのは、水が動いていることなので、実際に魚はいてもいなくても、さほど影響はないのですが
大きな水槽で、何もいないのは寂しいと言われます。
もちろん、金魚を飼っていけないということではないので、どうぞ飼ってくださいとお伝えしますが、どうせ飼うなら色や数にもこだわってみましょう。
それでせっかく風水にこだわって水槽に飼うのなら、熱帯魚より金魚がよいと思います。
名前もですが、色がはっきりして金運の改善に使いやすいのです。
最初に色ですが、普通の金魚では赤か白、黒が多いですね。
五行(ごぎょう)で赤は火となり、水とは相性があまり良くないのです。
白は五行では金をあらわし、水を生み出す五行なので、良い色となります。
そして、黒は五行で水を表しますので、こちらも良い五行となるため、金魚の色は白か黒がお勧めです。
また、何匹飼うかも五行にかかわってきます。
一匹だと、水を表すのでOKです。
2匹だと土
3,4匹は木
5匹は土となりますので、2,3,4匹ははやめた方が良い数です。
6匹、7匹は金となるので、OKです。
8匹は土、9匹は火となりお勧めできません。
ということで、お勧めの金魚と数は黒出目金を1匹、白い金魚を6匹です。
少ない方が良いという場合は、黒出目を一匹だけでも良いと思います。
そして実はもっと大事なのは、方位の風水で水槽の位置(方位)をしっかりと決める事です。
五鬼運財水法(ごきうんざいすいほう)という、家の向き、玄関や門の方位と水槽の方位をセットする方法で、劇的に金運がアップする水槽の位置もあります。
ただし、やみくもに水槽を置いても逆効果になるばかりか、体調をこわしてしまうことも考えられます。
もしあなたが水槽や金魚で確実に金運アップを行いたい場合は、ちゃんとした風水師に鑑定をしてもらって下さいね。
伝統風水師秀山