生年月日での傾向(四柱推命)と家の風水、吉日選び(擇日)に共通していて、直接かかわる事がいくつかあります。
たとえば三殺(さんさつ)
実際には、殺という時は違う文字なのですが、パソコンによっては表示されないので、このままで行きますね。
三殺というのは、じつは三種類の殺なのですが、劫殺(ごうさつ)、災殺(さいさつ)、月殺(げつさつ)のことをまとめていっています。
吉日選び(擇日)では、この三殺のなかで月殺をとくに嫌い、結婚や土をいじったり、旅行などをさけた方が良い日となります。
干支暦で月の十二支と日の十二支との関係から見ていきます。
そして、生年月日からみる四柱推命にも、同じ三殺があります。
生まれた年や日の十二支からみて、三殺となる方位は良くない方位と考えます。
そして風水で、家の坐山(向きの180度反対)が、家の主人の三殺になることをさけたり、引っ越しで三殺の方位への移動をさけるようにします。
つまり、三殺は日選び(擇日)、風水、四柱推命のすべてで同じ考え方として使っています。
ちなみに三殺とは以下の関係です。
申、子、辰には巳、午、未で方位は南です。
寅、午、戌には、亥、子、丑で方位は北です。
亥、卯、未には、申、酉、戌で方位は西です。
巳、酉、丑には、寅、卯、辰で方位は東です。
たとえば辰年生まれの場合、三殺方位は南となり、自宅から真南への引っ越しはさけた方が良いわけです。
この例でとりあげたのは神殺(しんさつ)というものですが、三合派という風水の吉日選び(擇日)では神殺の使い方がとても大切です。
四柱推命でも、神殺を使うのですが使い方が違うため、すべては使えません。
実際に使えるのは、20あるかないかの神殺です。
しかし、意外に神殺があらわす人生の変化や特徴は重要です。
たくさんの神殺を使う必要はありませんが、信頼できる神殺までも排除して使っていない方もいます。
いずれにしても共通して悪い事柄は、なるべくさけた方がいいのです。
伝統風水師秀山