伝統風水を活用する方法で、収入や支出を変化させるのは割と簡単です。
今回は支出について。
収入については、玄関や門などから見える道路との関係が重要です。
では支出は?
もちろん道路との関係が大きいのですが、玄関の周りの環境(巒頭らんとう)にも関わってきます。
周りの環境で良くない風水を、形殺(けいさつ)とよんでいます。
玄関の形殺は、漏財(ろうざい)と呼ばれる、お金が流れるものが多いです。
では写真をご覧下さい。
この玄関の問題点は3点あります。
お分かりになりますか?
1)玄関に入って、上る階段が見える
これは、二通りの考え方があって陽気は上がっていくので、すべて2階にいき散ってしまうというのと
上からの気が降りてきて、玄関から出て行ってしまうというもの。
どちらにしても、このような形殺は漏財とされていて、なるべくさけて方が良い階段のレイアウトです。
玄関の入ってすぐにあっても、左右のどちらかに上がっていく階段はOKですよ(^^
2)玄関入って左側に鏡がある
これは以前に書きましたが、入って左側は白虎の位置になります。
白虎は財を守っていて、動きがあるものを外敵だと認識し攻撃します。
つまり白虎が暴れているうちに、お金が流れてしまうというわけです。
犬の置物やペットのトイレ、動物の絵や乗り物、人物画なども同じ理由から漏財といわれています。
鏡ははずすか、布などでおおって隠すようにすることで、改善できます。
その他の物は、撤去してくださいね。
あるいは、反対側に置くのが良いでしょう。
3)玄関からストレートに反対側の窓が見える。
写真では、ドアが閉まっていてわからないのですが、その先にリビングがあり窓があります。
つまりドアを開けていると、玄関から反対側の窓が真っ直ぐ見えてしまうのです。
これも漏財になる形殺です。
対策はこの写真のように、ドアがあればいつもドアを閉めておくと良いです。
他には、衝立(ついたて)や暖簾(のれん)などで目かくしする方法が有効です。
このように、玄関の形殺はお金が貯まらない、何となく出費が多いという現象につながっています。
もし心当たりがあり、形殺が当てはまっていましたら、早めに改善してくださいね~。
伝統風水師秀山