火付けしたのが知人なのであまり悪く言うつもりはありませんが、まあどちらの掃除もやって当たり前なので。。
それより、玄関内の風水は金運に直接関わってきます。
まぜなら、金運の気といわれる活動的な気は玄関からもっとも多く入ってくると考えられるからです。
(もちろんそうでない住居もありますよ)
陽気と言われる活動的な気は、取り付きの道路から人の流れや傾斜によって家の中に取り込まれます。
その気の入り口である玄関の状態が、金運を左右するのは間違いことだと言うことです。
伝統風水には、大きくわけて二種類の考え方があり、1つが形や大きさなどで分析する巒頭(らんとう)です。
もう一つが、方位や時間で分析する理気ですが、今回はわかりやすい巒頭風水についてお話します。
玄関の巒頭風水では、やはり財運(金運)のことを左右するものが多いですが、いくつか代表的なものを紹介します。
①玄関入ったら鏡が正面(又は左手)にある。

鏡は一般的に対象を移すため、反射すると考えるでしょう。
しかし伝統風水では、気を引きつけると考えます。
そして、玄関から入ってくる気は、良い気だけではなく好ましくない気も入ってきます。
鏡が正面にあると、この良くない気まで引きつけて住居内に進入させてしまうと考えられれています。
そのことによって散財したり、破財すると言われています。
また、入って左手は四神相応でいう白虎側になります。
白虎は財をまもる神獣でもあり、動く物に襲いかかるといわれいてます。
そのため、鏡で人や物が動くと白虎を刺激して、お金が流れると考え羅れています。
②玄関入ったら左手にシューズクロークのドアがある

形の風水(巒頭)で、良くない風水を形殺(けいさつ)といいます。
先ほどの鏡でもでましたが、玄関ホール内を小さな四神相応でかんがえると、左手が白虎となりドアなどの開口部があると
白虎開口という形殺になります。
これは鏡とおなじく、白虎を刺激し破財となると考えられています。
③玄関ホールの天井が吹き抜けになっている

陰陽で気を考えると、陰気は重く下に下がっていき、陽気は軽く上に上がっていきます。
玄関から入ってくる陽気(財の気)は、軽いため上に上がろうとします。
入ってきた陽気が吹き抜けとなっているところから上がっていき、上部にある明かり取りの窓から出ていってしまうのです。
そのため、破財するとされています。
④玄関の正面に二階への階段がまっすぐみえる

これも同じ理由で、陽気は上に上がろうとする性質があるため、正面にある階段から二階へ上がってしまいます。
すると一階に陽気がほとんど入ってこなくなるため、やはり破財となります。
⑤玄関から廊下があり突き当たりに窓がある
財の気は最も遠いところへ向かっていく性質があります。
まっすぐ玄関の反対側にある窓に向かい外に出てしまうと言われています。
これも破財の形殺です。
⑥玄関内部に自転車、ゴルフセット、靴などが散乱している
玄関ホールは内明堂といいます。
つまり入ってきた財の気があつまる場でもあるわけですが、そこが乱雑な状態になっていれば、財の気も乱れてしまいます。
そこで破財となってしまうわけです。
⑦玄関の周りに水周りが集中している。
狭いアパートなど仕方がない場合が多いですが、配管、排水の都合上近くにまとめられてしまい、結果的に玄関周りにトイレ、シンクなどが集中している状態
これは、排水口を去水(水の出口)とかんがえるため、出口がいっぱいあるわけです。
そして入ってきた財の気がすぐに出ていってしまうと考えます。
このように玄関周りの代表的な形殺だけで、ほとんどが破財(お金がなくなる)を暗示するものです。
陽気の入り口である玄関は、とても大事な部分ですのでこれらの形殺をさけましょう。
すでにそのような形殺となってしまっている場合、一番有効なのは目隠しです。
鏡ならどけられるなら別の場所へ、それが無理なら布をかけるなど
また階段が見えたり、窓があるなどは目隠しで衝立やカーテンなど
難しいのは吹き抜けですが、天井のように薄い布を設置するという方法があります。
その他にも対応策はありますので、まずは改善に取り組んでください。
また、これらの形殺が1つだけで大きな問題とはなりにくいです。
2,3と重なると現実化してくる可能性が大きいので、そういう場合は早めの対策を講じてください。
ご自身で判断つかない場合は、信頼できる風水師にご相談ください。
伝統風水師秀山公式HP