先日、愛知県の某所へ方位測定と現地調査に行っていました。
その時ベランダから、こんな景色が。。
電柱と、トランスです。
伝統風水では、形や勢いなどを巒頭(らんとう)といって、重視しています。
しかし、目に見えないものを軽視しているわけではありません。
とくに気になるのは、近年医学的にも問題視されている、電磁波の人体への影響です。
wikipedia電磁波よりお借りしました
これは、もちろん古代の中国にはなかったものです。
文明が進んで、電気が当たり前になり、電化製品が増えることで、身の回りにあふれるようになったのが、電磁波というエネルギーです。
人体に有益なものであれば良かったのですが、どうやら有害なもののようなのです。
最近は、電磁波過敏症の方もいるようです。
ですから、近年風水でも電磁波を殺(さつ=悪い風水)として、認識されるようになりました。
私の経験からも、強い電磁波を発生するものが、すぐ近くにあると体に強いストレスがかかり、体調を崩しやすいのです。
つまり、住居のすぐ近くにある電柱の変圧器、変電施設、高圧電流の送電線などが、殺(さつ=悪影響)となっているわけです。
ご家庭にある、電化製品でも同じような事がいえます。
蛍光灯の真下では、かなり強い電磁波が影響し、敏感な人は頭痛を訴えたりします。
最近は少なくなりましたが、ブラウン管のテレビも、近くでは同じような症状を訴える人がいたようです。
このような殺を電磁殺と読んでいますが、改善が難しいといえます。
台湾などでは、直径10cmぐらいで高さが10cmぐらいの鉄でできた円柱を部屋の四隅におくという方法を用いています。
なかなか手に入らないかもしれませんが、有効な手段なので電磁波が気になる方はお試し下さいね。
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伝統風水師秀山