形の風水(巒頭)

室内の風水で長い廊下は毒のやりと言われています


風水では直線より、曲線を好みます。

なぜなら、真っすぐの形は悪い気「殺気」を増幅するからです。

長くなればなるほど、その凶意は強くなります。

ですから直線の道路の突き当たりは、路冲(ろちゅう)とか毒箭(どくせん)といって、悪い風水(形殺)とされています。

a0790_000350 でも逆に、真っすぐではなく くねくねと蛇行した道は、良い気(生気)を増幅すると考えられています。

地理風水では、気が集中する点(穴)に向かって、緩やかに蛇行して向かってくる水を、九曲水(きゅうきょくすい)といってとても良い水だとされています。

古い日本家屋は、門から玄関へのアプローチが蛇行している事が多く、これは風水の観点からも理にかなっています。


しかし、最近の住居は門そのものがない事が多いのですが、門があっても玄関まで直線という事が多いのです。

西洋風の建物のデザインで、直線的である事がおおく自然に外構も、直線的になりがちです。

これから家を建てる方は、門と玄関の位置関係に気をつけていただきたいと思います。


また、室内でも廊下が長いと同じような意味となり、毒箭(どくせん)と同じでよくない風水と考えます。

廊下は、蛇行させることは構造上むずかしいですので、短くする必要があります。

これから建てるなら短くもできますが、すんでいる住居で廊下が長い場合はどうしたら良いか?

長い廊下の途中に、観葉植物などを置くと良いです。

観葉植物があれば、自然によけて歩くため動線が蛇行するようになります。

そうすれば、廊下を蛇行させたのと同じ意味となります。


また、新築やリフォームする場合で廊下が3m以上になってしまう場合、途中にアーチ型の仕切りをつけるという方法が有効です。

ご自宅の廊下が長く、気になっていらっしゃるなら、これらの方法で対策してみてくださいね。

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伝統風水師秀山
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