吉日選び(擇日たくじつ)では、結婚にかんする日選びについては、かなり細かい条件があります。
特に女性については、いろいろと結婚前に調べることが多いです。
その中で、四柱推命での神殺(しんさつ)をいくつかあげて、良い嫁かどうかを判断します。
たとえば驛馬(えきば)という神殺。
普通は、忙しいとか自由などの意味と考えますが、嫁として自由奔放ではまずいというわけです。
ちなみに、驛馬は生まれた年や、生まれた日の地支から割り出されます。
子=寅、丑=亥、寅=申、卯=巳、辰=寅、巳=亥、午=申、未=巳、申=寅、酉=亥、戌=申、亥=巳
まあ昔の考え方ですから、今にそのまま当てはめることはできませんが、結婚したら家にいて欲しいというのは、夫としては当たり前かもしれませんね。
もちろん、驛馬という神殺があるからすべて悪いというわけではありません。
その驛馬が、本人にとって良い五行であり、なおかつ正官をもっていれば、問題ないと考えます。
正官の特徴である、強い自律性が奔放さをおさえる、と考えるわけです。
このように、結婚式の日どりを決めるにしても、個人個人の宿命まで加味して考えなければいけないので、擇日は、広い知識、技術が必要とされます。
風水と四柱推命を、一緒に考慮しなければいけないわけです。
伝統風水師秀山