伝統風水では、良い日を選ぶことを擇日(たくじつ)といいます。
色々な項目の日選びがありますが、擇日(たくじつ)で嫁娶(かしゅう)とは、いわゆる結婚についての、もろもろの儀式をいいます。
つまり、結納や結婚式の日取り、新婚旅行の日程などです。
日本では、大安などで決めてしまいそうですが、擇日の選び方はもっと複雑です。
太陽や月の運行、暦の干支の巡り方で決まっています。
伝統的な擇日では、男児が生まれるということを主眼に、結婚に関する日を選ぶことが多いです。
そして、日本との大きな違いは、両家のご両親との相性を検討します。
考えてみれば、それってとても大事なことですね。
結婚すれば、両家は親戚になり付き合いが始まります。
両家が不仲では、夫婦の間でも問題が起こりそうです。
それ以外に、初めての床を敷く日時や、初夜の事まで事細かく選ぶことになってます。
しかし、最近は結婚しても離婚率が高く、どんなに良い日を選んでも、簡単に離婚する傾向があります。
まあ、大安だけで選ぶ時点で問題もありますが。。
どんな事でも同じかもしれませんが、いくら良い日、良い場所などを選んでも、本人の努力や忍耐、創意工夫などがない限り、上手くいかなくなるのはまちがいありませんね。
お互いが幸せになるための努力を惜しまないカップルには、なるべく良い日を選んであげたいと思っています。
長い人生を共にすごす努力してくださる決意があるなら、良い日を選んで結婚した方が日を選ばないで結婚するより、絶対幸せなカップルになれると思います。
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伝統風水師秀山