吉日選び(擇日たくじつ)

大安の日に宝くじを買うと当たるって本当ですか?


先日、事務所へ来る途中宝くじうりばで本日大安と叫んでいました。

なんでも、大安の日だけ旗をふって大声で呼びかけるのだそうです。

こんな感じで

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ご苦労様です。

まあ、大安なので宝くじが当たりやすいということで、売り込みに力が入っているという所でしょうか?

で、大安にくじが当たりやすいかは分かりませんが、一般的に大安は万事が吉と考えられています。

果たして本当なのでしょうか?


wikipediaの六曜を見ると大安については以下のように書かれています。
「「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。何事においても吉、成功しないことはない日とされ、特に婚礼は大安の日に行われることが多い。また、内閣組閣も大安の日を選んで行われるという」

ところで、これら六曜の元になっていると考えられるものが、吉日選びの風水のなかにあります。

やはり、六種類の神殺(しんさつ)があり循環するのですが、陽年と陰年ではまわり方が逆になります。


たとえば、陽年とは干支暦(かんしれき)で天干が陽の干の年を言います。

2013年癸巳(みずのとみ)年の天干は癸(みずのと)で水の陰を表しています。

ですから陰の年となるわけです。


この陰陽によってまわり方が違うのですが、陽の年は旧暦1日から順番に

小吉、空亡、大安、上兀(じょうこつ)、速喜(そっき)、下兀(赤口)となります。


ここに大安と入っているのですが、実際につかわれるのは上兀と下兀だけで、しかもどちらも凶神です。。

兀(こつ)の意味は、祝い事、入社、入学に良くない。船に乗って水の上を移動するのに良くないなどです。




このように中華圏では、大安は大昔に意味をなさない神殺としてとして、用いられなくなってます。

しかも、旧暦での循環で年によって周り方もちがうので、もう日本独自の吉日といっていい日になってます。


なので、大安の日に宝くじを買ってもあたるという確証は、まったくないわけです(^^

正しい日選びをして下さいねー。

吉日選びについて、その他の記事はこちらからご覧下さい。


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