隣の建物が、角度がついて建っていて、角がこちらに向かってきている場合、かなり強い殺(さつ=悪い風水)となります。
一般的には屋角(おくかく)とか壁刀(へきとう)殺と呼ばれています。
この写真では、右側の小さな家に対して角度を着けて建っている、大きな家の角(赤いラインで示した)を壁刀といいます。
あるクライアント様は、お隣から屋角が向かっていて、奥さんの体調がいつもすぐれず困っていました。
ご自宅の白虎側(玄関に向かって左側)から、屋角殺が向かっていたので、白虎の意味する一面の女性に症状が表れていました。
そこで、お隣の角が向かっているあたりに、生け垣のように植栽をしていただきました。
すると、すぐに奥さんの体調不良は収まってきたのですが、別の困った問題が起きました。
角が向かってくる所に植えた植物が、すぐに枯れてしまうというのです。
植え替えても、またしばらくしたら枯れてしまうのです。
ということで、どうしましょう?となりました。
そこで、植物ではなく塀にすることにしました。
それ以後、問題はすっかりおさまり、奥さんはすっかり元気になられたことは言うまでもありません(^^
小さな住居でも影響が大きいのが、屋角殺です。
形の風水は、見た目でわかるので少しでも知っておくと、悪い風水を避けることが可能です。
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伝統風水師秀山