駅前の噴水から学ぶ、水法(すいほう)の秘密

先日、出張で知多半島に行ってきたのですが、その際駅前で目にした小さな噴水がとても印象的でした。

きらきらと水が絶えず流れ出る様がとても美しく、そして風水的に見て意味ある配置だなぁと感じました。

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伝統風水では、理気(りき=方位を扱う風水)の考え方の中に「水法(すいほう)」という技法があります


これは、水の流れや位置によって財運・健康・人間関係などに与える影響を判断する技法です。

水は「財」を象徴するため、特に財運を高めるためには、水の配置と方位が極めて重要になります。


例えば、財運に良いとされる方位に噴水や池を配置すると、その場に旺盛な気が集まり、豊かさを呼び込むとされます。

駅前の噴水も、まさに地域全体の気を活性化させ、財の流れを良くする効果を持っている可能性があるのです。


実際の住宅風水でも、水法を用いて改善を行うことは珍しくありません。

お庭にスペースがある場合には、技法に乗っ取って必要な方位に小さな噴水や水盤を設置すると、財運アップにつながります。

都市部などでスペースが確保できない場合でも、水槽や小型の噴水や蹲(つくばい)などを用いて代用することも可能です。

重要なのは「どの方位に水を配置するか」「水の流れをどうするか」であり、そこが様々な水法の真髄といえるでしょう。


また、古典の風水には「山管人丁、水管財(山は健康・子孫を象徴し、水は財を象徴する)」という言葉があります。

山(建物や高い構造物)が安定や人の健康、繁栄を象徴するのに対し、水は流動性を持ち、財やチャンスを運んできます。

そのため財運改善を目的とするなら、水の流れ、見ずの位置を上手に管理することが最も効果的であり、古来から多くの風水師が重視してきました。


さらに、理気の流派としては「三合派」「三元派」の両方において、水法をどのように取り入れるかが大切になります。

三合派は地形や地勢に基づき、水の入口と出口のバランスを重視します。

一方、三元派は時間の流れと方位の関係を考慮し、水の配置がその時代の運に合っているかなどを見極めます。

この両方の技法で条件を満たす水の造作は、まさに理想的な財運改善法といえるでしょう。


つまり、知多半島で見かけた可愛らしい噴水も、見た目の癒やしだけでなく、風水的には財の気を活性化する「水法」の働きを果たしている可能性があります。

ご自宅でも財運を高めたい場合には、水槽や噴水を適切な方位に配置することが、実用的かつ効果的な方法のひとつなのです。



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ブログ筆者

伝統風水師秀山

伝統風水師秀山

プロフィール
プロの風水師として27年間風水鑑定。
この間の風水鑑定件数2547件。四柱推命などでは4201件(令和7年1月)を鑑定
これまで日本全国の47都道府県すべてで出張鑑定し、ある依頼主の会社様は 一年間で売り上げが3倍、従業員数が7倍となるなどの結果を出している。
各地で風水講座も主催し、これまで301人の生徒が受講、現在も各種占術の講座を開催。


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