繁盛しない風水:捲簾水(けんれんすい)とは?財運を逃す土地の特徴

今日は「繁盛しない風水」についてお話ししたいと思います。

ビジネスや住居においては、建物の前方にあるスペース(明堂:めいどう)の広さがとても重要です。

広ければ広いほど、水(気)をとどめ、財運を呼び込むとされています。


しかし、ただ広ければ良いというものではありません。

実は、前方の土地が徐々に下がっていく形は逆効果。

この状態を伝統風水では 「捲簾水(けんれんすい)」 と呼びます。

捲簾水の地形では、せっかく入ってきた気(エネルギー)が前にとどまることなく、そのまま外へと流れ出してしまうのです。



階段状の土地や、坂になって徐々に下がる立地などが典型的な例です。


先日、陰宅(いんたく:お墓)の調査に伺った際にも、この捲簾水の地形を目にしました。

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住居(陽宅)でも同じことが言えます。

陰宅、陽宅、どちらの場合も前方が下がっている土地では、財運や良い気がとどまらないため、繁盛や安定を望みにくいのです。


意外なことに、最近建てられる新しい住宅でも、土地を盛り土して造成し、正面がゆるやかに下がっているケースをよく見かけます。

見た目は広々として気持ち良いように見えても、風水的には「財が貯まらず流れ去る土地」と判断されます。

このように、前方のスペース(明堂)と水の関係は、ビジネスや住まいの繁栄において非常に重要な要素です。

風水で繁盛する立地を選ぶ際には、単に「明堂が広いかどうか」だけではなく、「形」「地形:高低差」までしっかり確認する必要があります。

良い気をとどめる土地こそが、財運を生み出し、ビジネスの繁栄へとつながっていくのです。



伝統風水師秀山
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ブログ筆者

伝統風水師秀山

伝統風水師秀山

プロフィール
プロの風水師として27年間風水鑑定。
この間の風水鑑定件数2547件。四柱推命などでは4201件(令和7年1月)を鑑定
これまで日本全国の47都道府県すべてで出張鑑定し、ある依頼主の会社様は 一年間で売り上げが3倍、従業員数が7倍となるなどの結果を出している。
各地で風水講座も主催し、これまで301人の生徒が受講、現在も各種占術の講座を開催。


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