新築のチラシが、土日には新聞によく入っていますね。
私も、自分が建てるという観点ではなく最近はどんなデザインが流行なのかとか
どんな間取りが多いのかなどを、結構チェックしています。
建て売りなどでは、いくつか似たような家がチラシに乗っていたりしますが、土地の形などもわかって色々考えてしまいます。
とくに、大きな敷地が売りに出て、それを分筆して何棟かを売る場合、ちょっと気をつけてほしい立地条件があります。
それが突き当たりになる道路の周辺です。
例えば、6軒ぐらいの家を分譲する場合、真ん中に一本だけ道路がある場合が多いです。
そして、その道路は突き当たりになっているのです。
この図の青い線で示しているのが、突き当たりとなっている道路です。
一般的に袋小路ともいいますが、風水では死港屋(しこうや)といい、悪い立地の条件となっています。
道路や、鉄道を水と考える事は何度もお話ししてきました。
その理由は、人が道路、鉄道では移動するのですが、人の体の70%近くが水であるからです。
水の塊のような人が移動する、道路や鉄道を川と同じく考えても、問題ないという事になります。
それで、このような突き当たりの道路の場合、水が行き場所がないため動く事ができません。
水が動かないという事は、風も動かないということになり、つまりは気が動かない場所となってしまいます。
死港屋(しこうや)という言葉も、気が動かないことを死と表現したのであり、行き止まりの様子を港として表現したのだと思われます。
ですから、このような突き当たりの道路となっている立地は、気が入ってこない事から健康に問題が現れやすく、仕事も上手くいかないという象徴があります。
突き当たりの、奥へ行くほど凶の度合いが強いと考えられるため、入り口付近の大きな道路との角となっている当たりであれば、まだいいかもしれません。
でも、できればこのような土地や立地となる建物はさけたほうが良いでしょう。
伝統風水師秀山