間取りよりも大切? 伝統風水が重視する“環境の力”

日本で広く知られている「家相風水」では、家の間取りだけを重視することが多いのですが、これは本来の伝統風水とは大きく異なります。

伝統的な風水では、建物の中だけでなく、周囲の地形や環境の影響を非常に重視するのです。


この「目に見える形」から判断する方法を 巒頭(らんとう)風水、または 地理風水 と呼びます。

山や川の流れ、道路の位置や建物の配置など、自然や人工物が作り出す環境を観察し、そこから吉凶を読み解くのです。

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実は、伝統風水はこの巒頭風水から始まり、発展してきました。流派が異なっても、地形の見方に大きな違いはなく、ほぼ共通した判断が行われるのも特徴です。


一方で、目に見えないエネルギーを扱うのが 理気(りき)風水 です。

これは方位や時間の流れを重視し、八方位や二十四方位といった細かな方位の影響を分析します。

その際に使われるのが「羅経(らきょう)」または「羅盤(らばん)」と呼ばれる特別な方位磁石で、複雑な文字や記号が刻まれています。

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しかし残念ながら、日本ではこの理気の部分ばかりが強調され、「家相」や「気学」といった独自解釈と混ざり合い、本来の伝統風水とは異なる、偏った情報が多く出回っているのが現状です。


伝統風水の正しい流れは、まず 地形(巒頭)を重視し、次に理気を考慮する というものです。

土地や建物に対する見方が、日本で一般的に知られているものとは根本的に異なるのです。


ですから、もしあなたが家を建てようと考え間取りに悩んでいるのであれば、その前に「立地」についてしっかり考えることをおすすめします。

というのも、その土地を選んだ時点で、すでにある程度の吉凶が決まっている場合が多いからです。

間取りの工夫やインテリアの調整も大切ですが、おおもとである「土地そのもの」の力を見極めることが、良い風水の家造りの第一歩といえるでしょう。


伝統風水師秀山
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ブログ筆者

伝統風水師秀山

伝統風水師秀山

プロフィール
プロの風水師として27年間風水鑑定。
この間の風水鑑定件数2547件。四柱推命などでは4201件(令和7年1月)を鑑定
これまで日本全国の47都道府県すべてで出張鑑定し、ある依頼主の会社様は 一年間で売り上げが3倍、従業員数が7倍となるなどの結果を出している。
各地で風水講座も主催し、これまで301人の生徒が受講、現在も各種占術の講座を開催。


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