昔は、近所にお化け屋敷といわれている家が、結構あったような気がします。
こんな感じの家です。
木々に囲まれツタが絡まってて、夏は涼しそうなのですが、こんな感じでだれも住んでいない家が、あちこちにありました。
最近はあまり見かけませんが、岐阜の過疎の山奥に行けば、わらぶき屋根のこんな家もたくさんあります。
人が住まなくなると、住居の気がかれていきます。
建物の中で、動きがなくなるため気が動かないのです。
動かないということは、陰の気に満たされます。
陰の気に満たされるということは陰宅と同じになり、つまりはお墓と同じになるので、幽霊も出やすいのかもしれません。
伝統風水では、このような木々に埋もれたような家を、樹欉殺(じゅそうさつ)といいきらいます。
最近、緑のカーテンで壁に蔓性の植物をはわせているお宅も多いのですが、限度がありますので気をつけて下さい。
樹木が多すぎると、空気が流通せず気が循環しません。
陽気が必要な私たちが住むには、向いていない環境になってしまっています。
知らないでいると、恐ろしい事が多いのです。
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伝統風水師秀山