形の風水(巒頭)

岐阜の発展は、織田信長や岐阜城の盛衰と深い関係があります。


先日、クライアント様のお宅を分析するために、龍からの方位をはかりに行きました。

龍と行っても、こちらのでかい建物です。

タワー43 岐阜市で、今のところ一番高い建物なので近くの建物からは、龍と考えることができます。

今回は、この建物が龍として作用しているあるビルを分析するのに、そのビルからタワー43の方位を測定できなかったため、逆に龍側(タワー43)から測ってきました。

タワー43は高さがとても高いので、方位はバッチリ分析できました。

さて、このビルの最上階には展望ラウンジがあります。

ここから、岐阜市がほぼ一望できるため、とても地形の風水(巒頭らんとう)の勉強になるのです。

地元では有名な金華山ですが、全国的には織田信長が城主となった岐阜城だけが有名です。

43階からは、このように見えます。

t02200164_0800059812101483952 手前に、38階建てのビルが完成したので、さながら岐阜のツインタワーのようです。

さて、岐阜城がある金華山は、残念ながら良い龍とはいえません。

なぜなら、水を得ていないのです。



金華山の龍は、岐阜城がある山頂付近で折れ曲がりこちらのタワー43、つまり岐阜駅に向かって走ってきます。

しかし、平行して走ってきた長良川は、写真左を通り抜けてあさっての方へ流れ去って行きます。

そのためこの龍は、力があまりありません。

しかも岐阜城は、騎龍(きりゅう)といって、山の頂上で周りを風からまもるものがなく、風水的には最悪の条件です。

岐阜市が経済的に困窮し、柳ヶ瀬に人が集まらなくなったのも、こういったランドマーク的な存在の風水も、大きな影響を及ぼしていると考えられます。

ちなみに、岐阜駅も余りよい風水とはいえませんので、よけいに条件が悪いかもしれません。

パワースポットと言われている場所はたくさんあるようですが、本当にパワーがある場所は地形を分析する風水で、一目瞭然わかるのです。

ということで、岐阜市を発展させたいと行政が考えるならば、金華山と岐阜駅の間に水を持ってくるという土木工事ができるといいですね~(^^)

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伝統風水師秀山
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