先日、福井にあるすばらしいパワースポット、永平寺にいってきました。
この、グーグルアースの画像が永平寺の立地、地形(巒頭らんとう)です。
ちょうど永平寺を中心に、四神相応の巒頭を形成している事が、この図でわかると思います。
玄武に向かって、龍脈が力強くすすみ青龍砂、白虎砂に守られています。
左上の青龍砂が、白虎砂におおいかぶさるように長くせり出し、その前を九頭竜川が、有情の水となって流れています。
細長いですが、二つの砂の間に明堂をつくり、そこにある門前町の繁栄を、巒頭からもうかがい知ることができますね。
こちらが、通用門前の参道です。
このあたりでも、すでにとても心地よい場所ですよー。
すべての施設が、回廊でつながれていて、一般の参拝客もそのほとんどを見学することができます。
こんな石段や
こんな階段でつながれています。
かなり、急な傾斜地に建てられていることが、わかると思います。
で、最も高い位置にあるのが、こちらの法堂(はっとう)
法堂の下には、仏殿があり、さらにその下には山門があります。
途中、修行僧が寝起きし座禅を組んだりする修行所でもある東司と、石の渡り廊下で結ばれている大書院(食事を作る所)があり、4段階に分かれています。
法堂から正面を見ると、このように渡り廊下や、仏殿の屋根の高さから、段差を感じさせることなく、風水的にすばらしい作りであることがわかります。
また、前方に見える案山もとても美しい景色ですね。
電線や看板などの、雑多なものが脳を刺激することがない、すばらしい景色です。
この場では、とても温かい気の質を感じることができます。
ただ、私が最も気持ちよく感じたのは山門です。
山門から内側を見上げて
この山門は、修行僧は入山するときと修行を終えて、下山する時だけに通門を許されるそうです。
つまり、出発や再生を表す場所であり、蘇生のエネルギーがあふれているようです。
この場所で、30分ほど過ごしていました。
その他にも、寺院のエリア全体が、とても強い山の気に満たされ、最高のパワースポットであることを感じます。
こうして、永平寺でのパワースポットを、心ゆくまで楽しんできました。
もちろん、風水など知らなくても、永平寺には長い歴史と多くの伝説があります。
それだけでも、訪れる意味はありますが、風水的観点をもって見つめてみると、また別の魅力があったりします。
そして、実際にその場所に長く滞在することで、気のエネルギーを受けて、人生に何かしらの変化をもたらすのが、本物のパワースポットです。<
そういう意味で、永平寺は数少ない本物のパワースポットなのです。
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