かなり前の事になりますが、朝ドラの「あまちゃん」が大好きで、家族みんなで見ていました。
NHKのあさの連続ドラマですが、原作が宮藤官九郎さんということで、すごく面白くてブレイクしました。
もし、「あまちゃん」ご存じなければネット上で見られるので、一度NHKオンデマンドなどでごらんになってくださいね。
まず、はまること請け合います(^^)
ところで、NHKに限らずテレビのドラマなどで、風水が小道具として使われていることがあります。
まあ、普通は見逃してしまうところですが、一応プロなのでテレビを見ていても風水に関わることには反応してしまいます。
実際、あまちゃんではこんなものを、プロデューサー太巻さんのデスクに見つけました。
テレビの画面を撮った写真なので、見にくいのはお許し下さいね。
この画面のなかに、不思議なものが写っていますが気が付きませんか?
もう少し大きくしてみます。
赤丸のなかに、芸能プロデューサーらしからぬ、筆が飾ってあるのがわかりますか?
こうやって、筆をぶら下げておくものを筆架(ひっか)と呼びますが、台湾などでは文昌筆架として使っています。
こうやって、筆をぶら下げて使います。
子供さんの机の上や、ものを書く仕事の人が机の上に飾るものです。
よくある風水グッズで、文昌塔というものがあります。
これもおなじ使用目的でつかうのですが、文昌という方位に置くという使い方で紹介されています。
ただし、効果としては筆架のほうが絶対良いです。
その理由は、心理効果がより強いからなのです。
地形を重視する風水では、目に入る景色から与えられる心理作用を読み解きます。
その中で、文筆(ぶんぴつ)という山の形がこれです。
まさしく、筆の先のような形をしています。
こんな山が、家の前方にあるとその家からは、文章が上手な子が生まれ、大成すると言われています。
このような、形から現れる心理効果を利用したものが、文昌筆架(もんしょうひっか)だと言えます。
そして、机の上に飾ることで心理効果を与える理想的な高さ(心臓から眉毛のあいだ)になるのです。
毎日勉強しながら、あるいは仕事をしながら筆架(ひっか)が目に入るので、潜在意識に働きかけることで、眠っていた能力が目覚めるわけです。
それで、文章や絵がうまくなったり、アイデアが溢れてきたり、勉強ができるようになったり。
これが文昌(もんしょう)といわれる、風水の知恵なのです。
太巻さんは、社長でありプロデューサーで脚本を書いたり、歌詞を書いたりする仕事です。
なので、この風水の知恵を利用して大ヒットを飛ばしていたのかもしれません(^^)
といっても、劇中なのでおそらく風水の知識のあるスタッフさんが、飾っているんだと思います。
もし、あなたがブログなどで文章を上手に書きたいと思っているなら、筆を机に飾ってみて下さい。
あるいは、お子さんが落ち着いて勉強しないなどの悩みを持っているなら、お子さんが勉強しやすいところに筆を飾ってみて下さい。
きっとうまくいくと思いますよ~(^^)
文昌筆架について詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。
伝統風水師秀山公式HP