このところのKpopや韓流ブームの影響で、多くの韓国ドラマ、映画が日本でも見られるようになりましたね。
わが家でも、奥さん中心に韓流ドラマなどを見る機会が増えています。
なかでも歴史物は結構面白くて、「大風水」という空想歴史ドラマには驚かされました。
「大風水」というタイトルもそうなんですが、中身もかなり風水を取り入れたドラマで、最初はCGがすごすぎていまいちなのですが
徐々に面白くなって来ますので、ごらんになっていなければ一度見てもらうと、その面白さが分かると思います。
とはいえ、かなり風水を誇張していますし、誤解している部分も多いです。
純粋にドラマとして楽しんでもらえればと思います。
そして、現代風の韓国ドラマ、映画は恋愛物が多いですね。
韓国に限らずドラマや映画に恋愛物は多いですが、特に多いように感じます。
それが女性ファンを増やしている原因なのかもしれません。
その中で気がついたのですが、主人公や脇役の夢というか将来住みたい家が、海辺の家で白い砂浜にハンモックのある庭なのです。
このパターンがとても多いです。
たしかに高級リゾート感あって良いのですが、風水の観点からこの風景を見つめてみると。。
じつはかなり危険な風水なのです。
形の風水(巒頭風水)では、波打ちぎわや白い波が立っているのが見える場所を、海波浪水(かいはろうすい)といいます。
これは、経済的に困窮してしまうという風水的象徴であり、人が住むのには適さない環境と考えられてきました。
もちろん、リゾート地などでは数日滞在するだけなのでさほど問題はないのですが、住居として住んでいて しょっちゅう白波を見続けるのは危険です。
東北の震災時ですが遠浅の海岸近くでの、津波の被害が比較的多かったです。
そういう立地で、もし周りになにも建っていなければ、おそらく波が遠くからでも見える環境だと考えられます。
つまり、海波浪水である可能性が高いわけです。
ですから経済的に問題となるばかりでなく、生存の危険も含んでいるのが海波浪水ということです。
できれば、そういう環境からは離れて暮らすほうが安全です。
趨吉避凶(凶を避けて吉にいたる)が、風水の神髄なのですから。
伝統風水師秀山公式HP