よくある依頼で、もうプランが決まっているのだけれど、風水が気になって。。。
というのがあります。
もちろん、途中であってもいろいろ変更できる状態なら比較的よいのですが、だいたい変更はできないという段階での依頼です。
こういう場合は、かなり悩みます。
というのも、
まず土地が地形的に良い立地なのか?
そして、その土地にあった住居の向きなのか?
また、間取りは風水の原則にかなっているのか?
など風水的に好ましくない場合の、変更ができないからです。
土地の問題でいうと、広い範囲での巒頭(らんとう=地形的風水)がよいか?
近隣の建物の影響は?
また前方の道路や近くの河川、鉄道はどうか?
これによって住居にふさわしい向きをとる必要があります。
そして、その住居の向きにかなった間取り(玄関、リビング、寝室、子供部屋、トイレ、風呂などの配置)となっているか?が次に出てくる問題です。
どの部屋を誰が使うか?ということは、これから変わることも可能ですから良いのですが、これまで上げた条件は決まっていて、しかも風水の理論にあわない場合はかなり大変です。
これらは意外にある程度はかなっている事も多いのですが、それでもすべてを満たしていることはありません。
ですから、最終的にできること、つまり外構の風水で改善を施すことが大事です。
たとえば塀やフェンスの設置、門やカーポ−トの位置、宅内の神位(神棚などの位置、向きなど)、池の位置など
これらを上手に施工することで、かなりの改善効果を期待できます。
ですから、プランなどが決まっているからといって、風水を良くできないとあきらめる必要はありません。
もちろん、実際には詳しく鑑定して、どこまでできるかは分かりませんが、何もしないで進めてしまうより良い結果をうむことは間違いないでしょう。
新居を建てている途中でも、風水が気になったならあきらめずにご相談くださることをお勧めいたします。
伝統風水師秀山公式HP