
しかし、理気の風水ではその古井戸が吉の方位となると、金銀財宝が倉に積み上げられるという方位が存在します。
理気風水では、どんな技法でも吉となる方位もあれば、当然凶となる方位もあります。
つまり、場所(方位)によっては、良い井戸となる場合もあり、悪い井戸となる場合があるわけです。
龍門八局という三元派の技法では、庫池位(こいけい)というお金が貯まる池の位置(方位)があります。
池など水の中心点を庫池位として判断します。
これは建物の向きによって決まりますが、たとえば日本で比較的多い南向きの家の場合、庫池位は二十四山での坤方位。
つまり南西のど真ん中が庫池位となります。
社会的なステータスを左右し、水の量が多いがより吉となり、水深も深くあちこちから集まるのが良いとされています。
特に池などに好ましく、大富貴を発するといわれます。
近所の公園の池などが、この庫池位になっていれば引っ越した途端に金運が改善し、貯金がどんどん増えるという可能性もあるわけです。
ただし、どちらかというと積極的に金運を上げて商売がうまく行くとか、出店して成功などのタイプではなく
支出をへらし、確実に貯蓄を増やすというタイプの金運ですので、現状そこそこビジネスが上手くいっている方にお進めの技法です。
もちろん、他の水法を使って積極的に金運を上げるタイプを併用すれば、収入もあがり支出も減って貯蓄も出来るということも出来たりします。
理気風水は、水法がその醍醐味といっても過言ではないので、各種水法を用いるのが伝統風水の世界では常識となっています。
伝統風水師秀山公式HP