一部悪質業者による違法な勧誘と工事が問題になりましたが、実際古い住居の床下が湿気等による木材の腐食、カビによる悪臭、シロアリ発生、健康被害が考えられます。

だからといって一概に床下換気を勧めるつもりはありません。
むしろ、何も考えないで床下換気の工事をするのは風水的にはかなり危険なことなのです。
実例ですが、リフォームのご相談ですでに床下換気をあちこちに施工されているお宅。
それが原因と考えられるご家族の病状の悪化や、治癒の停滞がありました。
床下換気を工事すると、換気のためのモーターやファンを設置します。

それも一箇所ではなく、何箇所もです。
悪徳業者になると、どんどん数を増やして設置しているようです。
このモーターやファンの位置が問題となっていました。
現代風水では、特に間取りを考える上で主流となっている三元派技法の玄空飛星派風水では、このような動きのあるものの位置を重視します。
正確には、建物の中心からの方位ですが、動きがあるものは水を好む方位にあるべきですが、そうでない方位にあると経済的な事が問題化しやすいのです。
そして反対に沈静化していることを好む方位には山があるべきですが、こちらに活発な動きがあることで健康的な事が問題化すると考えられます。
つまり、このような動くもの(モーターやファンなど)を設置してはいけない方位があると言うことです。
もちろん、どんな家でも同じ方位となるわけではなく、築年と建物の向きで変わってくるので、かならず専門の知識を使って測定、分析する必要があります。
ですから、もし床下換気の必要性に迫られたり、提案を受けたりした場合にはこれらの知識を持っている風水師にご相談される事をお勧めします。
新築の場合でも、床下換気を取り付ける場合は同じように考えなければいけませんので、ご注意ください。
伝統風水師秀山公式HP