既存の建物では、家の向きなど方位を変え風水改善することは、なかなか大変です。
しかし、新築ならば可能です。
玄空大卦(げんくうたいけ)という理気では、かなり細かい角度を使います。
そして、地形の風水(巒頭らんとう)としての山や近くの建物と、依頼物件の関係を読み解きます。
大きな原則として、龍(近くの山や建物)と、依頼物件の向きが、旺じていなければいけないという約束があります。
先日のクライアント様の例ですが、今までの建物は向きを測ると旺じていました。
つまりビジネスとしては悪くない方位ということになります。
しかし、その向きの卦が(方位を六十四卦に変換するのが玄空大卦の特徴です)良くないのです。
「山沢損」となり、損失の多い時を表していました。
まさしくビジネスで、一生懸命稼いでもなかなか残っていかないという現状だったそうです。
そこで、5°ほど建物全体を傾けて、「水沢節」を表す方位にすることにしました。
節度を守って進めば良いという意味があります。
写真の上の数字が、6,7,8,9が今の時期(二元八運という風水のサイクルで)は応じているのです。
これで、浪費や無駄な出費が減れば、ビジネスも好転していく事と思います。
このように、新らしく建てる場合は理気でも合局で、すばらしい風水の建物とすることが可能なんです。
既存の建物では、向きを変えるようなリフォームは、ほぼ不可能ですから。
ですので、最高の風水を施したいとお考えなら、新しく土地から探し始めて建てることをお勧めします。
伝統風水の鑑定について詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。
伝統風水師秀山