伝統風水では、パワースポットを地形ではっきりと定義しています。
その定義は、最低でも1000年以上検証されてきたものです。
つまり、長い歴史をかけて正しいか正しくないかを試して、正しいものだけが残っています。
それが伝統風水でいうパワースポットです。
風水が教えてくれるパワースポットには、大きく分けて5つのパターンがあります。
1)四神相応(ししんそうおう)
太祖山(たいそさん)から脈が始まって、小祖山(しょうそさん)、父母山(ふぼさん)へと連なる山脈=龍脈(りゅうみゃく)のエネルギー(気)が、正しく集まるパワースポットで、もっともわかりやすいパターンです。
龍脈(りゅうみゃく)は、ごつごつと荒々しく、時になめらかに隆起し波打ちながら屏帳(びょうちょう=左右に砂をひらくこと)が開いている龍(山)が、生龍(きりゅう)と呼ばれ、とてもよい龍脈とされています。
そして、龍穴(りゅうけつ)といわれる気が集中するポイントは父母山から、左右に開いた白虎砂、青龍砂にまもられなければいけません。
入首(にゅうしゅ)とよばれる、龍の首になる狭まった束気(そっき)で、さらに力をました龍のエネルギーは明堂を望み、穴(けつ=気の集中した場所)を結びます。
明堂は青龍、白虎の砂(さ)となる龍に守られ、水に囲まれているのを吉とします。
その先には、美しい案山、朝山があります。
案山、朝山によって前方から気が風によって抜けていかないように、守られていなければいけません。
あわせて案朝山とも呼びますが、その形によって穴に与える影響が大きく変わってきます。
龍、穴、砂、水という言葉で、よく説明されますが最低でも今あげた条件すべてをそろえてることをいいます。
かなりポイントだけですが、四神相応のパワースポットは、これらの条件を持っている地形をいいます。
たとえば伊勢神宮の内宮や、甲府の要害山の積翠寺などが代表的な四神相応のパワースポットといえます。
岐阜市では、岐阜駅から車で一時間ほどで四神相応のパワースポットである、多度大社にいけますよー(^^)
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伝統風水師秀山