さて、伝統風水が教えてくれるパワースポットのパターンも3つまで終わりました。
今日は4つめ、平地で川や道路等が作り出すパワースポットです。
4)平洋(陽)格局(へいようかくきょく)
といいます。
このように、道路などの形が作り出すパワースポットです。
代表的なのは、浅草の浅草寺です。
右關中(うかんちゅう)といい境内の通路などの形が、格局を作り出しています。
その意味は、神仙によって富貴がもたらされ、特に健康や子孫繁栄に良いという意味があり、浅草寺にお参りに来る参拝客に、よい効果をもたらしていると考えられます。
また、私の地元にほどちかい名古屋にも、平洋格局のすばらしいパワースポットがあります。
愛知県名古屋市瑞穂区にある「みかん山の山神社」といいます。
閑静な住宅街にあり目立たないのですが、早朝から参拝者が行列しています。
このような、水(道路)の形から作られるパワースポットを、關中(かんちゅう)といいます。
關中の意味は、古典によればこのように書かれています。
「文章蓋世、中耿之臣」
文章や学問で成功し、とても有能な部下となるといった意味です。
出世や、成功を祈願するにはもってこいのパワースポットとなっています。
このように、都会でもパワースポットを形成している場所が、たまに存在しています。
都会では、道路(水)は水龍となっていますので、影響がとても大きいのです。
水の作り出すパワースポットは財に関わるものが多いですよー(^^
伝統風水師秀山