３）平地龍（へいちりゅう）
平地にある起伏を平地龍といいます。
代表的な平地龍といわれている、北海道札幌市にある円山です。
このように、平地にぽつんとある起伏の様子が、よくわかると思います。
四神相応のように、屏を開いて青龍、白虎などの砂に守られているわけではありません。
どちらかといえば、吹きさらしにみえる場所ですが、なかなか侮れない巒頭（らんとう）なのです。
古典では「平洋之龍不開口、神仙難下手」
読み下しで、平洋の龍は口を開かず、神や仙人でも手を出すのが難しいということです。
つまり、平地龍は穴をみつけるのに、砂手がひらいていないので、扱いが難しいというのです。
しかし、平地龍と思われる場所には、富裕層が住んでいることがわかっています。
たとえば
・東京都港区麻布
・目黒区八雲
・渋谷区広尾
・渋谷区松濤
・愛知県名古屋市千種区東山
などがあります。
地名を見れば、何となくお金持ち地帯であることがわかっていただけると思います。
平地龍はトップといって、てっぺんが良い立地となりますが、それだけではいけません。
水を得ていて、その他に殺がないことが大事です。
つまり道路との関係が良く、形殺（けいさつ＝良くない風水）がないことが条件です。
でも、比較的起伏のある場所の上にある立地を選べばいいので、わかりやすい条件です。
お近くの、富裕層が澄んでいる地域を尋ねてみて下さい。
平地龍の立地になっていることが多いと思います。
その近くに引っ越すことができると良いかもしれませんねー（＾＾）
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伝統風水師秀山
