中華圏では伝統風水に限らず、四柱推命などもすべて「五術」(ごじゅつ)と呼ばれています。
五術とは、その名の通りで五種類の術に分かれています。
1)命術(めいじゅつ)=四柱推命などに代表される、生年月日から推察する宿命や運を扱うもの
2)卜術(ぼくじゅつ)=易経や断易などの、いわゆる易占をいい、物事の吉凶を断じるもの
3)相術(そうじゅつ)=風水や顔相、手相など形あるものから、その内面や吉凶を判断するもの
4)山術(さんじゅつ)=気功や瞑想法、食事療法まで含めて、自分自身を鍛え高めるもの
5)医術(いじゅつ)=現在の漢方とは、かなり違うが他人を治療する方法で、命より診断するもの
本来、宮廷で皇帝に使える役人が必要としていた知識ですが、それぞれ門派(いわゆる派閥ですね)が生まれ伝えられてきたものです。
たとえば風水で、陽宅(人が住む住居)を判断する場合、その建物を使う人の命(めい)による特徴も、判断しなければいけません。
もちろん風水の技術の中に、個人差を見るものがあります。
本命卦(ほんめいけ)あるいは命卦(めいけ)と呼ばれるものです。
これも大事なものですが、命を四柱推命などで知っておくことは、個人の体質、傾向性を理解しておくことなので、絶対必要なのです。
また、運と呼んでいますがタイミング、時期もあります。
時期が悪ければ風水のマイナス点ははっきりと出てきますし、運が良い時期はあまり出てきません。
ですから、相術としての風水を論じるときにも命術としての四柱推命などが必要となるのです。
また、何かを始めたり(たとえば投資や出店など)する時には、四柱推命で運(時期)を見ますが、それだけでは不十分です。
いくら運が良い時期でも、この投資がうまくいくのか?とか
出店に際して、この責任者でうまくいくのか?等は風水でも四柱推命でも答えられないのです。
この場合、五行易(ごぎょうえき=断易)という易占が答えを出してくれます。
古銭を3枚なげ、その裏表から象意を割り出し、吉凶を判断します。

正しい気功法と瞑想法をセットで学ぶことで、自らの気を高め精神を磨き、日々健康に暮らすことができます。
山とは仙ともいわれ、仙人になるための方法でもあります。
つまり、健康で長生きするための究極の方法といえます。
私は、これらの術(じゅつ)を学び、日々研鑽を重ねています。
良い場所に住み、時期をみて行動し、判断が正しいかを検証し行動する。
健康を維持し、家族にも健康でいてもらうため養生をする。
どんどん悪化していく現代の環境で、幸せに生きるためにはこれら五術の知恵を学び、活用していく必要があると考えています。
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伝統風水師秀山