形の風水(巒頭)

1200年前のお寺、谷汲山の華厳寺の風水は?


岐阜のパワースポットといわれている谷汲山の華厳寺を、風水の観点から見ていきましょう。

まずは、山門から。

o0480064312221576232 左の石碑に書かれているように、日本最古の観音霊場である「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願霊場としても知られているお寺です。

参道の両側には、かなり廃れた廃寺もありますが、多くの寺が点在し過去の繁栄ぶりをうかがわせています。

風情のある分寺も残っていますね。

o0800107112223158587 延暦17年(798年)建立と伝えられていて、ざっと1200年ほど前のお寺という事になります。

o0800107112223158585 本堂へは、かなり急な階段を上ります。

気を留める構造や工夫は見られず、本堂も古いのですがそれほどの気の強さ、重厚さを感じられませんでした。

少し奥の院へ登ってみましたが、まだ龍が動いている途中という感じですね。

かなり急な勾配で、崖下に本堂があるようなイメージです。

o0800107112223164655 奥の院は、ここから1500mほどあるらしいので、途中で断念しました・・

次回挑戦したいと思います。

さて、このあたりの地形を見てみましょう。

o0800050712223168868 グーグルアースで見てみますと、赤い印の点が華厳寺です。

背後からは、龍がすすみ左右に開いた場所ではありますが、残念ながら向かって右の青龍砂が長く、開きすぎています。
案朝山は、問題ないのですが水もあまり良くないですね。
 
真っ直ぐ、正面に流れ去る水です。

o0293055912223218823 どちらも、気が止まりにくいことを表しているため、長く続く大きな繁栄は望めないでしょう。

参拝する人々の信仰が、地霊人傑(ちれいじんけつ)として、なんとか支えているといえます。



春は桜、秋は紅葉と、土日ともなれば観光客で結構にぎわいますが、参道の土産物屋さんも寂れています。

商売としても、かなり苦戦しているようですね。

このように、地形(巒頭)からもその場所の繁栄を読み取る事ができます。

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伝統風水師秀山
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