先日、静岡の清水市まで行っていました。
せっかく清水まで行っていたので、久能山東照宮を検証しようと行ってみました。
最近、国宝指定された事もあり大勢の観光客や参拝客でにぎわっていました。
パンフレットによれば、久能山は日本平と共に海底が隆起して、長い年月の風雨に削られて残った山だそうです。
切り立った斜面や、複雑な地形は海底だったと聞けば納得です。
駐車場からみた、参道の階段です。
かなり急な階段を上っていきます。
途中、雲がはれ最高によい駿河湾の景色が楽しめました~!
30分ほど(遅い?)かけて、山門に到着。
かなりばてています。
というのも、朝はかなり冷え込んでいたので、結構厚着で上ったのですが、途中から晴天になったからです。
汗だくになってしまいました。
本殿の手前で、お花を生けている人たちが。
何かイベントでもあるのでしょうか?
こちらが本殿です。
しっかりお参りして、帰ろうかとおもったら、その左手からさらに上に上がる通路があります。
家康公の亡骸を、一時埋葬した廟所宝塔への通路でした。
そして、本殿の横を通り過ぎようとして、見事な彩色に目がとまりました。
全体的に、日光の東照宮に比べると、規模は小さいですが、なかなか見事な細工です。
結構見所があり、さすが国宝と思わせるものがあります。
で、ここが霊廟です。
うっそうと、木々に囲まれていて、静かな場所です。
かなりの巨木も何本か存在しています。
この場所からみると、青龍、白虎の砂が整っているようにも見えます。
しかし、実際の地形はそのようにはなっていませんでした。
このように、有度山の大きな龍の余気が、久能山となっています。
そして、東照宮があるのはほぼ、その真上。
残念ながら、四神相応のパワースポットではありませんでした。
そして、とても急な斜面であることから、お墓としての立地も、あまり良くないようです。
一時だけここに埋葬して、日光の東照宮に移葬したことは、有名な話しですね。
風水で考えても、それが結果的に良かったのかもしれません。
でも、年老いた家康公にはここから眺める駿河湾の美しい景色を、あの世からも眺めていたかったのでしょう。
そのぐらい、海の景色は美しい景色でした。
それだけでも、また訪れたいと思える場所なのです。
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