風水といえば、金運とか恋愛運を連想される方が多いのですが、実は健康を改善するのがもっとも効果的なのです。
風水で健康を考える時、個人個人の吉凶方位を割り出す方法があります。
この、家の中での個人個人の吉凶方位を「本命卦(ほんめいけ)といいます。
それを使って健康を改善する場合、吉方位に頭を向けて夜休んでいただくと、ぐっすりと休めるようになります。
でも、これだけで重病人がすっかり健康になるかといえば、そうならない場合も多いわけです。
やっぱり、それだけでは限界があるのです。
もちろん、他にも健康に関わる風水の技術は色々とあります。
ですが、既存の住居でそれらをおこなうのには、限界というか無理がある場合が多いのです。
たとえば、玄関の向きを変えろといっても、コンクリートでできたマンションでは、不可能ですね。
引っ越せばべつなのですが。
このように、風水だけでは限界があるような場合でも、健康を改善する効果的な方法があります。
それが自分にとって良い五行(ごぎょう)という「気」の力を使う方法です。
具体的には、自分にとって必要となる「気」つまり五行(ごぎょう)の色を身に付けたり、食物をとったりすることです。
体調をコントロールしているのは、各臓器とそれぞれをコントロールしている、自律神経です。
自律神経のバランスを取り、精神的にも落ちつく方法は、先ほどの本命卦を使った寝室の風水などが効果的です。
そして各臓器の不調は、五行のバランスをとることで、ととのってきます。
症状があれば、徐々に改善され、いつの間にか症状は消えていきます。
自分にとってどの五行が多くて、どの五行が少ないのかで、どの臓器に問題が起きやすいかはすぐにわかります。
五行はそれぞれ、以下の臓器をコントロールします。
木は肝臓と胆嚢
火は心臓と小腸
土は胃と脾臓
金は肺と大腸
水は腎臓と膀胱
ですから、自分の五行エネルギーのバランスを知ることから、健康管理もできてきます。
自分にとって、良くない五行で多すぎたり、必要な五行なのに全くないなどの場合は、その五行が表す臓器に問題が出やすいわけです。
このように、自分にとって必要な五行やそうでない五行を見つけ、体調を整え健康に生活するには、四柱推命で自分の五行バランスをしっかりと把握することが大切です。
四柱推命について詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。
伝統風水師秀山