日選びをする風水、擇日(たくじつ)風水ではあらゆる目的で、日を選ぶ事ができますが、家の風水ともっとも関係が深いのが建築での日選びです。
一般的に、日本で建築の日選びといえば地鎮祭、着工日、上棟式、引っ越しの日ぐらいかと思いますが、擇日では、少なくとも31種類の項目で日を選択します。
・地鎮祭、基礎うち、リフォームなど
・家を取り囲む壁を撤去する日
・柱、構造材を建てる日
・上棟式、屋根の梁を渡す日
・瓦を拭く日、トタン屋根、防水工事など
・垣根、塀、エクステリア(外構工事)
・内壁、塀、の設置
・門、玄関の設置
・敷地内の道路や外階段の設置、アプローチの工事
・室内装飾、建具など仕上げ
・キッチンの工事
・転入居日、引越し始め(荷物の移動)
・引っ越して家に住み始める日
・香を焚き火事にならないよう神様に祈る日
・木を切る、木材を家に運び込むなど
・木材部品を家に設置する日。床材など
・大黒柱を立てる日。構造材を立てる、くいを打つ、鉄筋をたてるなど
・建築現場に足場を作る日
・女性の部屋(出産する場所)を設置する日
・倉庫の掃除、虫干しなど。倉庫を改装する
・倉庫を造る日
・寺院などを建てるに良い日
・納屋などを造る日
・水路(ふたがしていない)を作る
・堤防を作ったり修理する
・庭などに池を作る
・トイレを作ったりリフォームする日
・貯水池を作る日。ダムなどのオープンなど
・池、貯水池に水を入れる、下水道を作る
・橋を作る
・穴が空いた壁や、でこぼこな道を修復する
これらの項目ごとに、それぞれ違うのです。
建築(陽宅)だけで、これだけありますが陰宅(お墓や葬儀に関する)が11項目、赤ちゃんの始めて爪を切る日から、医者にかかる日などの生活一般で10項目
それ以外に結婚に関することで10項目、祭祀)さいし=神様に祈願するなど)で11項目、ビジネスなどに関することで10項目、農、林、漁業に関わることで10項目
このように、かなり細かくわけられた目的に応じて、吉日を選ぶことが可能です。
これが、通書をつかった通書擇日(三合擇日)の特徴です。
これだけ細かく分けてあるからこそ、ピンポイントでの吉日選びが可能となるわけです。
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伝統風水師秀山