吉日選び(擇日たくじつ)

良い日を選ぶ吉日選びは、大安(六曜)だけでは危険です


実は、風水で日を選ぶのは、自然のエネルギーを最大限に生かそうとしているからです。

a1530_000235 たとえば、黄道吉日(こうどうきちじつ)という言葉があります。

黄道というのは、太陽の運行を表しているのですが、建物の向きで太陽のエネルギーをもっとも受ける事ができるという、日があるわけです。

それで、その最も強いエネルギーを受けることができる期間に、建築を初めるという方法を、太陽到山向法(たいようとうざんこうほう)といいます。

正確には、太陽の角度(季節)と家の坐、向の三者の関係を見ています。

たとえば、建物の坐山(ざざん=建物の向きの反対)が北で、さらに二十四方位でいう壬(みずのえ)の建物の場合

四種類選べるのですが、大寒から立春と、大暑から立秋と、小満から芒種、秋分から寒露です。

この方法は、節気と節気の間の期間であれば良いので、結構たくさん選べる日があります。

工事初めには、この方法で選ぶことも、とても良い方法といえます。

ただし、それに付け加えて家の主人の生まれ年のえとを攻撃する日、その他避けるべき日がいくつかあります。

それについては、いずれお話ししますが、このように太陽からのエネルギーを生かす擇日は、かなり古代から行われていたようです。

それぐらい伝統と信憑性がある方法といえるでしょう。

季節の変化を、風水に生かす方法が、擇日風水なのです。

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伝統風水師秀山
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