風水講座の生徒さんは、学んだ事をすぐに実際活用されている方が多いのですが、吉日選びの講座の生徒さんから実例をお聞きしました。
その方には、息子さんがいるのですが、最近バイクを買われたそうです。
かなり、大きなバイクで、お値段も相当するらしいのですが、納車の日を通書をみてアドバイスしました。
ところが、お母さんのお話をあまり聞いていなかったようで、まったく別の日に納車されました。
その後、気になっていたので神社でのお祓いを進めたそうです。
ある日、出かける計画を立てていたので、またまた通書を開き遠出に良い日をアドバイスしました。
やはり、聞いているのかいないのか、生返事だったのですが、翌日出かけてしまったのです。
実は、その息子さんは太歳(たいさい=年の干支と同じ生まれ年のこと)で、おまけに自刑(じけい)といってダブルで良くない年となるため、注意が必要な年だったのです。
それで、とても心配されていたのですが、出かけた日なかなか家に帰ってきません。
ずいぶん遅くなって帰宅した息子さんは、あちこち怪我だらけ。
どうしたのか聞いてみると、富士山のとある神社へお祓いに出かけた所、今日はやっていなかったとのこと。
それで仕方なく返る途中で、の枝が前輪に挟まって横転してしまったのです。
幸い、軽い怪我ぐらいで済んだのですが、新車のバイクは、マフラーやハンドルなどかなりのダメージだったようです。
不幸中の幸いですねと、お話ししていたのですが、これは前もって防げた事故ともいえます。
注意するべき年回りであるならなおのこと、遠出や山、海などのレジャーも気をつけるべきです。
もし、この息子さんがお母さんの忠告を聞いて、納車の日や出かける日を変えていたら?
おそらく事故にも遭わず、バイクも新品のままだったのではないでしょうか。
このように、遠出や旅行などは日を選ぶことで災難から逃れることが可能です。
毎日出かける時に、日をえらぶ必要はないですが、重要な日は気をつけて行動したいものですね。
伝統風水師秀山